Crossroads

交差点的視点から

女子の結束力

ドラマ「24」の舞台になりそうな倉庫周辺を、スリッパを履いた私がスリッパが脱げないように必死で走っている夢を見て、今朝、汗だくの筋肉痛で目が覚めた。

以前ブログでも紹介したが、ツイッターで声をかけられた私は、ランガール☆ナイトの最年長サポートメンバーであり、パーティー担当である。

9月4日にお台場で開催されることがほぼ決まり、先日、お台場青梅エリアにオープンしたばかりのthe SOHOに見学に行った。

エントランスラウンジ

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パーティー会場になるであろう1階カフェ

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the SOHO周辺の環境

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女子による女子のためのマラソン大会であるランガール☆ナイトは、走ることで得た喜びを広く女性にもっと味わって欲しいという、ネコまっしぐら的気持ちの先走りだけでスタートしたいわば素人集団である。

マラソン大会は男性社会であり、ストイックに競技に参加、あるいは勝つ(己に克つ)ことを目的とするものであり、女性目線の配慮だったり華やかさなど皆無の世界だそうだ。

そんな大会経験者の女性たちが、そのとき感じた思いや仕事で得た知識をもとに、それぞれができることを協力し合い、日々つぶやきあい、毎週打ち合わせをし、関係各所に相談、交渉、泣いて笑っての連続ドラマが繰り広げられているのだ。

昨夜は、その実行委員会のメンバー全員との初顔合わせとなった。

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この時は、まだまだスタート地点であるから、みんな少しの気取りは残してある。

神保町の「ムアン・タイ・なべ」がいい塩梅に仕上がってきた頃には、

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声がかすれて出なくなり、耳も黄色い声のせいで遠くなって・・

笑いすぎのためなのか、目じりに涙の乾いた後が残り、ほうれい線ががっつり刻まれ・・・

最年長だって言ったでしょ?

君らより一回りもふた回りも上なわけ。

年齢を伝えて少しは「壊れ物注意」的に優しく扱ってもらおうという試みは失敗に終わり、むしろ、年を取るのが怖くなくなった、だの、耳の後ろにリフティングの跡があったりして、だの、おうちに遊びに行きた~い、だの、私ウラノさんみたいな女の人初めてなんですぅ、とナンパされたり、「女子の前でのオカマ道のススメ」を実行する私なのであった。

二次会は全員がカラオケへ向かう。

その隙をねらって、ひとり、彼女たちを見送りタクシーに乗り込む姉、いや、兄なのだった。

部屋で歌う最年長。

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Human Nature

人生の終盤戦ともなると、自分の調子のいい悪いはなんとなく予測できていて、ボタンの掛け違えがそろそろ始まって来たんじゃないのかな?と、確信と言えるほど強いものではないけれど、なんとなくザワザワした嫌~な感覚を体のどこかにしまいこんでいる。

先行きの見えない不安感ともいえるような・・・

もう誰からも必要とされてないんじゃないだろうか・・・とか。

別に肩を叩かれてもいないのに、叩かれる前に自らどこかへ飛ぼうかしら、だなんて、珍しくネガティブモードに浸ってみたりして、本当にそうなった時の予行演習をしたりしていた。

でも、よくよく考えてみたら、誕生月のこの月の落ち込み演出は、子供の頃からの終業式や卒業式と重なって、友だちから誕生日を祝ってもらえなかった妬みの気持ちもあっての恒例行事だったことに気づく。

三月はいつもそうなのだ。

今日だって、約束の相手からドタキャンされ、友人に電話したら仕事で抜けられないと断られ、ほら、必要とされてないし、とぼんやり空など眺めていたら、そうだ、今日は満月だった、ブルームーンがどうたらこうたら誰かが言ってたっけと思い出し、近くのヒーラーの友人に、「満月見に行かない?」と電話した。

「私も一人で見に行こうと思っていたところなの。行く!!」

ところで、ブルームーンって何?

同じ月に満月の日が二度あることって、滅多にないの。
今年は、一月と三月の二回もある貴重な年なのよ。
どんな願い事も叶うと云われていて、「私はこうなる!」とポジティブに誓うといいみたいよ。

そうか!

で、女友達を車に乗せて、満月探しのドライブに出かけた。

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ルーフを開けて、山下達郎「永遠のFULLMOON」をかけ、東京タワーから皇居をぐるり。女子の歓声が車内に響く。

満月を見つけるたびに、「私、こうなる!」を叫ぶ私に爆笑する女子。

「ウラノさんみたいな男子、いないですかね~?」

「いないね~。いたら私が付き合いたいさ。」

「ですよね~。」

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ベランダからブルームーンに向かって、そっとつぶやいてみる。

「私、私みたいな男性と来年はこうして満月を見てる!」、と。

はたして、来年はブルームーンが見られる月があるのかどうかは、知らない。



I miss you michael!!!
  • Posted by ウラノ タカコ
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それでも頑張る、それだから頑張る

数年に一度、鎮痛剤を飲んでも一向に激しい頭痛は治まらず、横になっていても激痛と鈍痛が繰り返し、あ~、このままどうにかなっちゃうのかな~、などと眠れぬ夜を過ごすことがある。

整体に行けば、「こんなに肩が鉄板のようになっている人はなかなかいません。頑張らないでください。」、の決まり文句で。

頑張らないってどういうこと?

調子が悪けりゃ姿を隠すし、元気な私を期待してくれてる人を前に機嫌の悪いところなんか見せたくない。だから、頑張る。人知れず、療養してればいいのだから。

それでも、しんどいよ~、とこぼせる仲間がいてくれる私は幸せ者だ。

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イタリアンが食べたいと言ったら、ちゃんと調べて探してくれる。

プンタレッラが食べたいと言ったら、ちゃんと出てくる。

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どうせ、あの黒いのが食べたいんでしょ?

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そうなの。ホワイト(アスパラ)も黒(トリュフ)も大好きなの。

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ほんと、ウラノはジェットコースター人生だよね~!と友は言う。

自らそれを演出していることを、友は知っていてそう言う。

そんな私に付き合ってくれているってことは、貴女だって同じなんだよ、と私は言う。たとえ、二人になっても、誕生会は続けようね。私を最後にしないでね。と、本気で思っている。

体が春の準備を始めているというのに、外は冷たい雨。頭痛は続く。

疲れしらずの殿が、家のリフォームアドバイスをお願いしたい。自分は一切口出ししないから、と言っておきながら、舌の根も乾かぬうちから口出しする。

ね~さんのところと同じL字ソファが欲しい。

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ね~さんのところと同じエッグチェアが欲しい。

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姉のやることなすこと真似する殿は、実の弟より弟らしくて、腹立たしい。

それでも、お礼にと食事をご馳走してくれるところは、実の弟と違って、好感が持てるけれど。

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秘書A子挙式のヘアメークの打ち合わせに立ち会う。

つけまつげはこっちの方で、右へ一ミリずらして、シャドーはこの色で、、チークはこのくらい、髪飾りはこれでこの位置に・・・で、担当の女性も大興奮。こんなに的確なアドバイスをしてくれる人はなかなかいません。花嫁さんで、こうやって人にお任せする方ってそういらっしゃらないんですよ。で、ますます張り切る私。

お礼にとオーギャマンへ予約せず出向けば、席はなく。。。

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それでも、ちょっとここで待っててください!と若きギャルソンが相手してくれた。

その分、オニオングラタンスープに乗るフォアグラは器から飛び出す大きさで。

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A子の挙式準備で、なんか私も結婚したくなったな~、と言えば、僕がいるじゃないすか~、と家庭持ちのシェフが調子のいいことを言う。

ウラノさん、寿司食べに行きませんか?知る人ぞ知るの名店で、若大将がモデル出身のイケメンなんですよ。

はい、喜んで!

で、代官山まで迎えに来てもらい、勝どきへ。

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寿司の旨さもさることながら、紹介の方そっちのけで若大将と盛り上がる私。だって、共通の友人が、あまりにも近しいゲイ友ばかりだから。

もしや若大将、も?いやいや、僕は、ノンケです!って、ノンケっていう言い方がすでに怪しいが、見る目アル私は、彼はノンケだとわかっている。

すぐの再会を約束して、近くの公園で花見。

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誕生日が過ぎても、春はまだまだ遠い、三月末日。年度末。
  • Posted by ウラノ タカコ
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You've Got The Love

五月に結婚式をあげる秘書A子のために、披露宴で流す音楽の選曲を100曲ばかりしたのだが、老いも若きも楽しめるなかなかナイスなハッピーソングばかりをよくぞ選曲したものだと自画自賛モードに浸っていた。

ただし、歌詞に披露宴にはふさわしくない内容があるかもしれないので、念のため確認しておいて欲しいとだけ伝えて。

予感は的中し、去っていった女性を未練たらたら嘆き、復縁を願うしみったれた男のバラードか、あたしゃ一人で生きていくさ、と弱いくせに強いふりする女の決裂ソングがやけに多かった、と。

それでも式に相応しいハッピーチューン60曲を選び、それらの音は当日の感動をサポートする大きな力添えになることは間違いないと、ほくそえんでいる。

こんなところで、音の好みの傾向がわかるというのは、自分の素を見られるようでなんだか気恥ずかしいけれど・・・

さて、海外出張が多く久しぶりに会う友人と、オーギャマンへ行く。

お互い3月生まれということもあって、二人だけで乾杯することに。

こはだのマリネとホワイトアスパラガスのサラダ

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ふわふわオムレツに黒トリュフをのせて

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希少部位の三角肉に黒米のガーリックライスを添えて

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たまにはこうしてゆっくり食事しなくちゃね、なんて話していたら、突然スタッフから「本日の主役」ハッピを着せられて・・・

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赤面しながら皆さんのあたたかい拍手に涙した。

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右の目にまつげが刺さって泣いていたのだけれど、そんな無粋なことも今更言えず、右目から涙を流しつつ笑顔で感謝を伝えた。その顔は、さぞかし、怖かったろうに・・・

「ウラノさん、Sさんから電話です。」

「ツイッターでオーギャマンにいるってあったから、木下シェフに念押ししたの。ちゃんと誕生日サプライズ頼みますよって。」

有難きは、友だちの輪。

嬉しさの余韻を楽しむべく、二人だけのカラオケへ、披露宴の選曲からもれてしまったベタなラブソングをデュエットで歌う。

本当のことを言うと、こんなセットとこんな衣装でこんな歌を、私自身で歌いたいところなのだが・・・



友からの温かいメッセージに感謝しつつ、いい歳になったというのにいまだ変身願望があるのがなんだか気恥ずかしくもあり。
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ジャン・コクトー

「藤沢さん、エディット・ピアフやシャネルの映画は作られてるのに、なんでジャン・コクトーの映画がないんですか?まだお元気なうちに作ってくださいよ。」

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「あなたね、きついこと言うよねえ。そりゃごもっともな話なんだけど、登場人物が多すぎて大変ですよ。僕、本当に死んじゃいますよ。」

学生の頃からジャン・コクトーに心酔し、独学で原書を研究し、ジャン・コクトーゆかりの方々とも会い、日本におけるジャン・コクトー関連の顧問的立場にある藤沢さんは、東京の生粋の遊び人である。

高校生の頃から六本木に学生服のまま遊びに行き、当時六本木に集まっていた「野獣会」の大人たちから可愛がられたという。

小岩でお茶屋さんを営まれている気のいい普通のおじさんだが、とにかく文化的なことに造詣が深く、私はこの藤沢さんが大好きで心から尊敬しており、(藤沢さんからみたら)今どきなところへ連れまわしては、息切れさせている。

たまたまお越しいただいたパーティーで某女性誌編集長をご紹介したことから、その女性誌10周年パーティー企画として「キャバレー・コクトー」を開催することができたのだが、そのことをとても恩義に感じてくださっている藤沢さんは、何かと「ウラノちゃんのおかげ」と私のような下世話な俗人にジャン・コクトーのことやバレエ、音楽、書物、映画・・・を教えてくださっている。

「2013年がジャン・コクトー没後50年にあたり、いろんな企画をしたいんだよね。手伝ってください。」

喜んで!!!

と、おもむろに見せてくださったのは、没後20年の1983年に発刊されたフランスの新聞「リベラシオン」のコクトー特集号。

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アンディ・ウォーホールが描いたジャン・コクトー

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ココ・シャネルと

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詩人・画家・映画監督・・・とマルチクリエーターぶりを表す写真

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私に何がお手伝いできるのかはまったく検討もつかないが、藤沢さんよりかは若干若いので、手足となって動きます、と言ってみた。

「ジャン・コクトーが活躍していた頃のまさにキャバレー的な一夜を企画することは、もしかするとできるかもしれません。」

ところで、このコクトー特集の日本版作ったらどうですか?と、そっけなく投げかけてみたら、「実は、リベラシオンまで出向いて確認したんだけど、ちょっと前に日本人が買い占めていった、というんだよ。それ、ファッションデザイナーのKさん。しかも、写真や資料なんか何も残してないっていうわけ。非常にフランス的だなと思って感動したんだよ。」

いい話だな~。

北野武監督が仏芸術文化勲章「コマンドール」を授与されたニュースも飛び込んできて、今すぐパリに飛びたい衝動にかられている。

これからの三年は、「仕事という名のライス(米)ワーク」と、「魂が喜ぶ情熱という名のライフワーク」の二本柱でまい進して行こうと思う。

藤沢さんに教えてもらった、マックス・ラーべを見てヨーロッパの文化にほんの少し触れてみる。

  • Posted by ウラノ タカコ
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ウラノ タカコ

TAU co.,ltd.代表
80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

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