イライラしても笑顔を。
深呼吸!
締切時間の波が背後から近づいてくる。
内心焦りつつも、アドレナリンの異常分泌で、苦しいのか嬉しいのかよくわからない。
かつての経験を振り返れば、今の状況などまったくもって余裕のはずが、旧型ゆえの悲しさ、アップテンポでの対処ができない。
そのおかげでかつてのような激しい感情の起伏はなくなった、とポジティブに考えることにしよう。
デザイナーが、「パリへ、一人で、カタログ撮影に行きなさい!はい、これ。」と渡された分厚い封筒には○百万円入ってました。
私、24歳。
初めてのパリ、大韓航空ソウル・アンカレッジ経由17時間エコノミークラス30万円の旅。
初めて手にするん百万円、ストッキングに入れ腹に巻いて行きました。
ホテルに着いた時には、紙幣が汗でよれよれでした。。。
あれからん十年が過ぎ、29日からシドニーへ春夏カタログの撮影に行ってきます。
日本からスタッフと共に、よりリーズナブルに、よりハードに、山は高くそびえます。
そこに山があるから登ります。
出発日の朝は、ドーベルマンの撮影です。
まだまだ登ります!帰国後すぐに柔術へ。