Crossroads

交差点的視点から

男のロマン?

オフィス駐車場に見慣れぬトラックが停まっていた。

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「バイク売るならバイク王」のトラックだ。
で、誰が?
と思ったら、私の駐車スペース隣のナイスミドルなオジサマ(意外と同世代だったりする・・・)の、な、なんと美しきMOTO GUZZI!

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これ以外にも

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を所有なさっており、他にも3台あるとのこと。

「最近忙しくて、全部に乗ってやれなくてね~。だから、売ることにしたの。」

「それにしても綺麗なバイクですね。腰痛めませんか?」

「そうなんだよね~。だから次はハーレーにしようかと思ってね。」

「バイクの魅力は?」

「風と一体になれることだよ。風を感じるんだよね~。」

バイク好きの男性が必ず言うこのせりふが、女には謎なのだ。

私の駐車スペース隣はこのオジサマのどでかいレンジローバーが停まっていて、駐車するのに擦らないかといつもヒヤヒヤさせられている。

おかげさまでどんな狭いところにも一発で駐車できるようになりました。

会社に到着したら、ポルシェを一生懸命磨いてる別のオジサマが。

「黄砂ですぐ汚れちゃうんだよね~。」

最近、なんだかオジサマが好きになってきている。

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で、オジサマは若い娘が好きだったりする。
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R40

日本のソウルDJとソウルダンサーの草分けだったニック岡井氏が、昨年11月11日、他界した。享年60。

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dankaiパンチ4月号にニックの追悼記事が掲載された。

「1960年代半ば、ニックは横田基地の黒人兵たちが毎週繰り出す踊り場でソウルミュージックに出会い、そのリズムにのって踊るダンスにしびれた。彼は数々のディスコのスタッフを勤めながら、その踊りを自分のものにし、日本独自の「ソウルステップ」を生み出した。そのステップを踏めば、誰もが黒くなることができた。そう思えた。すべては彼から始まった。」

とある。

たまにお会いしたときに、顔をくしゃくしゃにして照れくさそうに笑うニックさんを思い出して泣きそうになる。

私が最も敬愛する年上のボーイフレンドF氏は(以前ここにも書いたが)、そのニックさんの大親友で、ニックさんの死からすっかり元気を失くしてしまわれていた。

ニューヨークから帰国なさっているS氏がDJをなさり、dankaiパンチに追悼記事が掲載されたということもあり、生前ニックさんを慕ってやまなかった仲間たちが集まり、今夜、六本木のSoul Sonic Boogieで、「Tokyo Soul Night」が開催された。

F氏と初めてのツーショット
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ハーレムでSoul Barを開くのが夢のS氏
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昭和の記録ではありません。
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いまだ現役で遊び続ける本物の不良たち。
ステップなどまったく知らない私たち若者(ここでは最年少!)にも、温かく親切で、大人の余裕、品格をすら感じるのだ。

私に半ば強制的に連れてこられたエノちゃん
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さすが
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なじんでます。
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「年齢も性別も国籍もとっぱらったすべてのMIXから文化が生まれる」とは、芝浦「GOLD」を立ち上げた佐藤氏の言葉だが、そのディスコ伝説がWOWOWで放映される。

F氏とはじめて出会ったのが「GOLD」で、F氏の紹介でニックさんたちにも出会い、本物の大人たちとの交流が生まれたのだ。

代官山柔術クラブで13年ぶりにばったり再会したWOWOWプロデューサーY氏も、もとはといえば「GOLD」を取材してくださった方。

ほんの小さな出会いが、時を経てまた大きなつながりになることを思うと、いかなる時も大切に誠実に生きていきたいと思うのだ。

もう決して若いとはいえない年齢になって、しみじみ人間関係の大切さを実感した夜。

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そして、大人の遊べる場所を創ろうと心に決めた夜。
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ありがとう。

その日のことを日記に書く、ブログに書くという行為は、感情を言語化することで気持ちの整理ができる、と同時に、なかなか会えない友人らに、私の安否確認をしてもらっているという安心感がある。

そして、なにげに、18日は誕生日だからね~、とアピールしていたりもする。

17日の前夜祭は、毎年恒例いつもの仲良し3人が集まり、西麻布の「ahill」へ。

深夜12時になる前に、いつものモレスクへ移動し、半ば強制的にスタッフ全員に乾杯してもらう。

「ホント、ウチのお店はこんな自分大好きのお客さんばかり・・・」と、あきれられる。

18日午後、半ば強制的に殿を買い物に連れ出す。

「2万円まで!」と、制限されるとまったく買い物オンチになってしまう私。

「てか、なんで後輩のオレがプレゼント買わなきゃいけない?てか、必死だよね・・・」と、あきれられる。

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17日午後、久しく会ってない友人に、「明日私の誕生日なんだけど、ご馳走してくんない?」
と、電話する。

18日夜、半ば強制的にピックアップし、「蔬菜坊」へ。

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前もっておかあさんに、「今まで食べたことのないものを」と、リクエストしておく段取りのよさ。

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「人間の体の細胞に最も必要で、最も喜ぶもの、それは、高山植物。」

その高い山に生えている植物、きのこがたくさん入った白酒鍋。

言葉になりません。だって、細胞が喜んでるんですもの。

誕生日はその人にとっての一年の始まり。元旦なのだそう。

この日をこの場所で大好きな仲間と一緒にいられることの幸せよ。

メールやお花、お祝いの言葉、プレゼントを頂戴し本当にありがとう!

嬉しさと感謝で、髪型がIKKOさんみたいになっちゃった・・・許ちて、ツイギー松浦さん・・・

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I LOVE YOU ALL!
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ノーカントリー

原題 「NO COUNTRY FOR OLD MEN」
原作邦題 「血と暴力の国」

この映画の感想を述べるには限界がある。書く能力がない、と言ったほうが正しいのだが。

これを書き出すにも丸一日かかっている始末なのだ。

いまだ意識は1980年のテキサスからメキシコ国境あたりをうろうろしている。

とにかく理由がないのだ。感情がないのだ。ただそこには「血と暴力」があるだけなのだ。

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意識がさ迷ってるままにまかせ、髪を切りに行った。

昨夜から、ボブカットのあいつが頭から離れない、にまかせ、「ボブにしたい。」と心の中で描いていたのが伝わったのか、ツイギー松浦さん、「ボブにしましょう。」、と言うので、鳥肌が立った。

原作者コーマック・マッカーシー氏は、「私たちの理解を超えた国になってしまった」と保安官に語らせ、アメリカを憂いているのか、諦めているのか、それとも読む側、見る側に委ねたのか?

コインは「表か、裏か」

コーエン兄弟作品独特の暗く静かな恐怖がまとわりついて離れない夜。
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フシギな夢を見た

とうに亡くなった祖父母が夢に現れた。

その場所は生まれ育った実家で、祖父母、両親、弟の家族全員が登場した。
なぜか祖父母が家を出て行く、と言う。
近くに引っ越すというではないか。

「おばあちゃん、出て行かなくていいのに!」

「朝早くそっと出て行くから心配しなくていいんだよ。」

「いやだ~!」

泣きながら目が覚めた。

そんな夢を見たのは、あの映画のせいなのだ。

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邦題「リトル・ダンサー」

イングランド北東部の破綻寸前の貧しき炭鉱町に、炭鉱労働者の父、兄、痴呆気味の祖母と暮らす、母を亡くしたばかりのビリー少年、11歳。

時代は80年代英国サッチャー政権。
炭鉱ストライキは国家の利益に背く行為とみなされ、貧しき人々をばっさり切り捨てていた暗い時代である。

親の目を盗んではバレエのレッスンを受け、どんどんバレエに魅了されていくビリーと、ビリーの素質を見抜いてレッスン代も取らずにレッスンに通わせる先生。

ロンドンのロイヤルバレエ学校のオーディションに行かせようとする先生と、貧しさゆえに猛烈に反対する父と兄。

「男はサッカー、ボクシング、レスリング。男がバレエなどしてはならない。」

だが、ある日、ビリーのダンスを目撃してしまった父は、「ビリーの夢をかなえてやるために。ビリーの才能を伸ばしてやりたい。俺たちにはないが、ビリーには未来がある。」と、スト破りをしてしまう。裏切り者となじられて。
そんな父の姿を見つけた兄が、父を止めに入り、二人で泣き崩れるシーンは、私まで一緒に男泣きしてしまった。

さらにロンドンへの旅費を捻出するために、亡き妻の形見を質屋に入れる父。

そうやってオーディションを受けにロンドンへ向かう車中で、

「ロンドンってどんなところ?」

「知らない。ロンドンには行く必要はない。」

「国の首都だよ。父さんは、炭鉱のことしか頭にないの?」

オーディションで面接の「踊っているときはどんな気持ちが?」の問いには、

「踊りだすと、何もかも忘れて、消えます、鳥のように、飛んでるような、電気のように・・・」

合否の郵便の知らせが届き、ビリーの帰宅を待つ家族。

その通知の結果を見るために一人部屋にこもってしまうビリー。

待つ家族。

こもるビリー。

待ちきれない家族。

「受かった」

と、同時に組合が譲歩しストは終わった。

未来に向かってロンドンへ旅立つビリーと見送る家族。

貧しき炭鉱町の人々すべての夢がビリーの未来に託されていく。

T-レックス、THE CLASH、THE JAMのUKロックの最後に響く「白鳥の湖」で号泣です。

大好きだったおばあちゃんと夢で再会できた朝。
  • Posted by ウラノ タカコ
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  • お久しぶりです。
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ウラノ タカコ

TAU co.,ltd.代表
80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

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