いまだお腹の調子が芳しくない私のために、魚のスープと
特製雑炊を
肉食派にこれを我慢することは出来ず
シシカバブを少しだけ食したならば、血湧き肉踊り・・・までは、良かったのだが。
オリンピック中継なんか見なきゃよかったのだ。
「絶対に勝つ」という気持ちのポテンシャルの差で完敗の野球の試合なんか、見るんじゃなかった。
ハートに何かが点火した私たちは、新宿二丁目に繰り出すことにした。
もやもや、いや、むかむかした気分のときは、ゲイバーに行くに限る!?
コミュニケーションのプロで、切れ味鋭い毒舌系のこの私にもめげずに切り返してくる技を持つのは、今や彼らだけなのだ。
ましてや、もてあましたエネルギーのはけ口を虎視眈々と狙っている肉食獣の私たちだ。
が、カウンターに立つ彼らは、若かった・・・
店に来る客層も、若かった・・・
海千山千の、もはや伝統芸能の域に達した私との毒舌の応戦など出来るはずもなく・・・
「精一杯頑張らせていただきますぅ。」が、ホントに精一杯なのだ。
若き接客のプロを気遣い、年季の入った我が手に保湿クリームをすりこんでみる。