Crossroads

交差点的視点から

モー

丑年女の遠吠えではありません。

昨夜というか、明け方までちまちま片付け作業をしていたら、ベッドに横になったとたん天井が回りだして、めまい発生、ですよ。
まったく、モー・・・

トランクひとつで家を飛び出してから11年。

よくぞこんなに溜め込んだものだ。

それをせっせと処分してるわけだから、キミはいったい何人の愛人に貢いだんですか?ってくらい、浪費している感じですよ。

浪費こそモチベーションを上げる力の源、だなんて、そりゃ体もおかしくなるはずだ。めまいだってするだろう。

死んだら、モノ持ってあの世へは行けないんだよ。

今度こそ、浪費しない女になりたい。

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そして、貯金なるものができる人間になりたい・・・
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引越しに向けて

今週末、住み慣れた品川区からオフィスのある代官山近くの目黒区に引っ越します。

先日の日曜は、この部屋で最後のトレーニング。

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離婚後、小さな部屋を転々としながら、ここが最後かなと思って借りた部屋だったけど、人生の転機っていつ何時訪れるかわかりゃしないもの。

だから、こうしなければ、こうあらねば、とか、決めつけない方が自由なのかもしれない。自分に対しても人に対しても・・・

精神的に追い詰められて(いるような気がして)、体の線がどんどん老化の一途の(ような気がしていた)40代初めから始めたトレーニングだったけど、今じゃ30代の人にも羨ましがられる体のラインをS氏の協力のもと作ってきたのもこの部屋だった。

楽しかったことも、ほろ苦い思い出も、記憶のつながりが私が生きてきた証。

8年間、私を見守ってくれて、ありがとう!わが部屋!

なんて、感傷に浸ってる場合じゃないのよ、自分。

引越しの準備しなくちゃ!

一夜漬けの綱渡りで人生を歩んできた私だ。前もっての準備っつうのが、どうも苦手ときている。

先週末、ちょこっと押入れの下の方に押し込んだままの書類や手紙、写真を発見しては、涙する私。一向に進みやしない。

でね、今度引越しする先が光回線ってことで、ADSLから光への変更手続きをしなくてはならず、電話でプラン変更の手続きをしていたんですけどね、なんせ、身の回りの一切のことは秘書にお任せパックだったもので、秘書がいない今となっては、何をどうやって連絡していいのやら・・・

オフィスに保存してある書類を見つつ電話すれば、あちらからこちらへとたらい回しにされて、猛烈にイライラ、ですよ。

どうにかこうにか、得意の話術で、「電話ではお応えできないことになっている。」、ことまで聞き出し、ようやく手続き完了し、ほっとしていたところに、「荷物のお届けです。」

「バナナのようです。」・・・拍子抜けである。

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Kさんから殿あて、だ。

そうか、先日殿がPCを変えたときに、メンテナンスをお願いしているKさんに、「近所のスーパーからバナナが消えた。」、などと話していたら、「僕の住む松戸には、普通にありますよ。」と、話していたっけ。

スタッフゥ~、早く食べないとオフィスがバナナのかほりで充満してしまいま~す。

いや、殿あてだ。持って帰っていただこう。減量したい人は殿だけだもの。

日中は企画会議、夜は夜で、ちまちま引越し準備と、一日がやけに長く感じる、秋の夜長かな。

(キャリーのアシスタントみたいな)秘書、募集中!
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そういえば・・・

報告し忘れていたんですが、8月いっぱい悩まされたお腹の不調は、やはり菌のしわざでした。

0-157ではなく、0-164、ということで、かなり深刻な状況だったのです。

「普通の人なら衰弱して入院しなければならないのですが、ウラノさんの体力は120%元気ということですね。よく頑張りました。」

「先生、何か治療しなくていいんですか?薬飲むとか・・・」

「もう完治してますから、何もしなくていいですよ。」

どこで菌を拾ったかは定かではないが、免疫力が低下しているときは、何かしらの症状として、「休んでくださ~い。」、のサインがあるもの。

忙しさにかまけて自分のことはおざなりになりがちだが、最近私たち(R40)の間で交わされる話題といったら病気のことばかり。

先日、ブリヂストン主催のパーティーの後に立ち寄った「華園」が臨時休業だったので、また夫婦してどこかに旅行にでも行ってるかな?、なんて思っていたのだが、ご主人が病気で入院なさっていたそう。

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「前から脂汗流すくらい痛みはあったんだけど、病院に行くのが億劫で我慢してたんですよ。でも、どうにもこうにも立ってられないくらい苦しくて病院に行ったら、手術で入院ですよ。」

「その前は、突然の顔面マヒで、今もリハビリ中なんだよね。」

「ウラノちゃんはまだ40代だから平気かもしれないけれど、50代に突入したらいろいろ出てくるよ~。」

「とにかくウラノちゃん、歩かなきゃ!車ばっかり乗ってちゃダメだよ~。」

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「は~い。」

8月で減ってしまった脂肪を取り戻すべく、ご主人の話を聞きながら食べまくる私。

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一方世間では、バナナダイエット情報のせいか、どこにもバナナが見当たらない。

なにごともほどほどに、ね。
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不思議が足りなくて

「何か一言物申したいときでも、ウラノは飲み込めるようになったよねぇ。」

ここ数年で自分でも驚くほど大人になったと、つい昨日、友人らと話してたところなのに・・・

なのに、ちょっとした嫌味な発言、いや、メールを送ってしまったのです。

口に出してしまった言葉よりも、文字になったときのほうが、嫌な気分になったりするものです。

そのことをわかった上で、つい、嫌味めいた文字を送ってしまい、少しだけブルーな気分になっていたのです。

受け取った側も不快だろうし、送ったこちらも、なんて子供じみたことをしでかしたことかと凹んでいました。

数年前までは、これでもかこれでもかと反応があるまでメッセージを送り続けていたことでしょう。そのくらい、危険な領域にいたことを告白します。

この数年で大人になった・・・

さっさと気持ちを切り替えることができるようになったし、しでかしたものはしょうがない、次はしない、ちゃんと謝ろう、そういうことです。

(内なる声は、もう連絡しないし、もう会わない。いっそのこと連絡先、削除の方向で。)

大人の私と内なる声は、今現在五分五分のいい試合をしてます。

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街をひとつ選ぶ・・・
どんな街でもいい
地上に地下に 世界が広がり
線路も列車も 巡る巡る
千の足音 それとも あなたのだけ・・・

ブリーフケース ニュースペーパー ヘッドフォン 携帯電話
頷いて 無視して 咳して よそ見して
窓にもたれ 空想にふける人

私は書く

地下道の静寂
落ち着かないの それとも 落ち着くの

条例が 必要なのかも

あらゆる騒音から
自分自身を 隔離するために
溢れる情報 溢れる熱気

なのに 不思議が足りなくて・・・

私は書く

GIOVANCA


ジョヴァンカのデビューCD「SUBWAY SILENCE」は、ブルーな気持ちを洗い流してくれます。

ビルボードライブに、あなたの声に会いに行きます。

女性の気持ちが冷めたときの、

「シャッターの・閉まる速さの・不思議かな」
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ライブ会場で思うこと。

今日は深夜に二本立てでお送りいたしております。

ゲイトークした日だから、きっと舌好調なのでしょう。

私にはゲイの友人がとても多く存在します。もちろん、いいゲイ・わるいゲイ・ふつうのゲイ、と、あたりまえに存在する世界です。
気が合うか合わないか。それだけです。

ただ、まだまだ奇異な存在として見られがちな社会ですから、開けっぴろげにカミングアウトしている人は少ないです。よって、ここで、名指しすることもありません。

なぜ、ゲイの友人が多いのか。それは、私自身が女として奇異に映っているからだと思います。

今日(昨夜)、ビルボードライブで、ハワード・ジョーンズのライブに行ってきました。

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80年代ピコピコサウンド(電子音楽?)で、一世風靡したスターです。

今日のライブも、生楽器は一切なく、MACやシンセのみでめっちゃくちゃカッコよかった!

懐かしさが堪えきれず、思わず友と興奮してたら、隣の席の人に、「静かにシテクダサイ!」と、注意されました。

ごめんなさい。

静かな曲だったのに、つい、はしゃいでしまいました。猛省・・・

友と紙に書いて会話しました。

それもどうかと思いましたが、周りの人の迷惑になるような行動は慎むべきですよね。大人なんですから。

で、観客を見渡してみたら、同世代?いや、もしかしたら、年下?なのに、なぜにそんなに老けて見えるの?

もしかしたら、これが、ふつうなのかもしれません。

着てる格好以前の、その体型は?
さらに、どこで買う?その服は?
その踊りは、何踊り?
気になることが多すぎて、気が散ってなりませんでしたが、ライブは素晴らしかった!

シンセがこんなに新鮮とは!(語呂合わせじゃないよ)

で、やはり、注意されたことが少し引っかかっていて、いろいろ考え込んでしまいました。

映画「セックス・アンド・ザ・シティ」に来ていた観客は、映画の影響なのか、すごく張り切って、かっこよく決めてくる女性たちが目に付いて、なんだか嬉しくなったものです。

年齢ではなく、自分の居心地のいい場所って感性の共有できるところです。

私は、やっぱり、自分の体型のことや着るもの、健康と美の維持のためにちゃんと汗を流している人が好きです。

そうやって、自分の好きなアーティストや作品の前に行くことが、リスペクトなんじゃないか、と。

はしゃぎすぎはいけないけれど、開き直って言ってしまえば、今日は奇異な存在でよかったと思えた努力する50近くの枯れない女の、反省とアーティストへの感謝の夜となりました。
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ウラノ タカコ

TAU co.,ltd.代表
80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

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