Crossroads

交差点的視点から

あっぱれ!わが友。

そのメールが届いたのは、レインボーブリッジ近くのスタジオで撮影最中のお昼過ぎのことだった。

「息子が東大合格しました!」

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親友よ、やったぜ!おめでとう!

「ねえねえ、親友の息子が東大に合格したの!」、と撮影スタッフに誇らしげに語る私ってのもどうかと思うが、そこは気遣いのできるやさしいスタッフに恵まれていた。
「わぁー、すごーい!」「また手なずけるんじゃないんですかぁ?」

子供の頃に数回見かけた程度だし、なんせ、男子である。
いくら親友の息子とはいえ、「ちゃんとメシ食ってんのか?」だの「彼女はできたか?」などといちいち連絡を取るはずもなく。
放っておくのである。

私も、親元離れて初めて知った親のありがたみだった。

一人暮らしして初めて知った、己のダメさ加減、だった。

新宿駅の人ごみで、ぶっ倒れそうになった。

たった一日で、排気ガスで、鼻の中が真っ黒になった。

原宿のブティックで、ハウスマヌカンに強制的に服を買わされた。

コンパで一気飲みさせられて、中目黒駅のホームで吐いた。

雪の降らないクリスマスに、ホームシックで泣いた。

あれから30年が経ち、駅員さんが掃除する姿が記憶の断片に残る中目黒駅近くに住み、まさか高校時代の親友の息子の身元保証人になるとは誰が想像できたであろうか?

上と同じモデルに見えようか?

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親友の息子よ、時々バイトに来てみないか?女性は、かくも変われる生き物なのだよ。キミとそんなに年は変わらなかったりするんだよ。
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居住空間

久しぶりに陽の光がさすわが家に取材が入った。

扶桑社から7月初旬に創刊されるマンションリフォーム専門誌「relife+(リライフプラス)」の取材だ。

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そもそも新築物件にはまったく興味のない私であっても、今の不況を反映して物件の動きが鈍いことは想像がつく。

古いマンションをお手ごろな価格で購入して、リフォームするのがご時世なのだそうだ。

そういえば、業界関係者向けの専門誌はあっても一般向けのマンションリフォーム誌はなかったかも。

ファッション誌はありすぎるぐらいに細分化されているのに、インテリア誌といえば、とてつもなく豪華な戸建特集か生活感ありすぎ雑貨本、男性的デザイン本やオシャレすぎインテリア誌なもので、ちょうどいい参考書はあまり見つからなかったものだ。

私は仕事柄、インテリアコーディネーターの友人が多くいるから何でも相談できる立場にあるけど、業界に接点がない普通の人たちはきっと困ってらっしゃるはず。

そんな人たちに、私の住まいの提案をご紹介する、といった取材内容だったわけです。

「どうやったらこんな美しい生活ができるんですか?」

「私自身は特別美しさにこだわってはいませんが、ここに越してきた際にこだわったところは、極力モノを少なくすることと、何十年も愛用できるような本物の家具やシステムを取り入れる、ということ。

白、ベージュ、ブラウンをベースカラーとし、アクセントにパープル系を持ってくる。

古きものと新しきものをミックスさせる。

すぐに飽きてしまうような安物は買わない。

ハイプライス・ハイリターンですよ。いい気分にさせてくれるものを身近に置くこと。高そうな外面でいることが大事かと。

見えないところは機能重視のロープライスでいいんです。ユニクロのヒートテックみたいに。

メリハリつけて、シンプルに生活すれば自ずと美しくなるのでは?

穴の開いた靴下や毛玉のついた下着を捨てられないうちは、いいモノにもいい人にも出会えませんよ。

居心地のよさというのは、居住空間と切磋琢磨して共に創り上げていくものなんです。

ほっこりなんかしてちゃだめなんです。」

すみません、暴走してしまいました・・・

創刊号は、きっと素敵に修正が施されていることでしょう。
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隙間が怖い

昨夜、トイレに入ったときのこと。

洗面台の鏡越しに何か黒いものが映っていたんで、目線は天井に・・・

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四角いボード、見えますよね?そのボードが2センチほどずれていて、暗い隙間ができていたんです。(今朝、元に戻しました。)

ずいぶん前にそのボードをきちんと閉じたはずなんです。はっきりと記憶しています。間違いなく閉じました!

暗い隙間からだれかが様子を窺っているような気がして、昨夜は怖くて眠れませんでした。

それにしても、いつ、誰が、何のために、そのボードをずらしたのか?

その蓋を開けたら何があるのか?

顔を入れて中を覗いてみたら、そこはゴキブリだらけだったらどうしたらいいんでしょう?

ねずみに噛まれたらどうしましょう?

貞子がいたら失神です。

これを書き終わってトイレに入ったら、隙間ができてたりして・・・失禁です。トイレだから、まあ、いいです。

指にも隙間、天井にも隙間。どう頑張ってもお金が貯まらない手相であり、家相であり。

こんなガス抜き日記、たまには許してください。
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読み食い

  • March 04, 2009
日記を更新しない間、一晩一冊ペースで読んだ本をご紹介します。

どストレートに心に沁みて腑に落ちる、といった本ばかりです。

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立川談春 「赤めだか」
文章が語るとはこういうことなのかと、笑い泣きしながら落語を聴いているかのような錯覚に陥りました。
落語に関心の扉を開いてくれた名随筆です。

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山岸俊男 「日本の安心はなぜ、消えたのか」
ほぼ日で糸井重里さんが推薦してらしたので、読んでみました。
品格ブームに若干懐疑的だった天邪鬼な私の心にサプリを補給した感じ、とでも言いましょうか。「ほらね、やっぱり。」的読後感。

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西原理恵子 「この世でいちばん大事なカネの話」
よくぞ書いてくださった!お金を返してくれないまま行方知れずになってしまっただれそれに読んでほしい、なーんて。切ないけど現実なんだよ、これが。

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湯山玲子 「女装する女」
何の虚飾もなく、まっすぐにリアルな現代女性を、おおらかな女性目線で読み解いたもの。
登場人物は私自身であり分身であり憧れであり。かつて仕事で接点のあった著者だけに、私的にはかなり受けました。

そして、現在ヘビロテ中は、

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松見早枝子 「雑穀、豆、野菜できれいになるレシピ」
はい、料理本です。最近、あまり出かけなくなってしまいまして、週一のピラティスだけじゃ落としきれない贅肉がウエストまわりに絡まっておりまして・・・しかも、好物が炭水化物でして・・・ここは己を律して生活習慣を変えねば、と奮起しておる次第であります。

寒いと自己防御のために脂肪がつきやすくなるって知ってました?

今現在のおなかまわりの言い訳として、天候のせいにしています。

ブログ更新できない、いや、しない言い訳と同じですね。

太陽エネルギーを浴びないと体内時計が変調をきたすらしいですから、言い訳がたんなる甘えではないのかもしれません、と、まだまだ言い訳は続く。
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卒業

「最近、ブログ更新してないよね。怠慢なんじゃない?ネタはすぐに書かなきゃダメだよ。」

と、殿が言う。

確かに、忙しいのはいい訳だし体調が優れないのも理由じゃない。だって、寝る時間がないくらい忙しいときも熱があって鼻水垂らしてたときも、書いてたし。なんだろう?楽しくないこの感じ。

明日は冷たい雨から雪に変わるらしい。こりゃ、季節性のちょっとした引きこもりなのかも。

とにかく、殿のご指摘は期待されている証と受け止め前向きに取り組むことにしよう。

先週の木曜日、羽田から二時間で着いた福岡は気温15度の春の陽気で。

アクアガールとアナトリエのプレオープンに多くのお客様にお越しいただいた。
赤ちゃん連れの若いオシャレママの姿を多くお見かけし、ここは本当に暮らしやすくいいところだなぁ、とこちらまで嬉しくなったものだ。

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ほんとに多くの美しい女性たちにお越しいただいて感謝しています。

ここで、ふと気になったことが・・・

女性、多くない?しかも揃いも揃って美人ちゃんばっかり。なぜ?

福岡に住む友人らに聞くと、圧倒的に男性より女性の数の方が多いのだそう。

20代で彼氏のいない率全国ナンバーワンなんですって。

生存競争といったら大袈裟だけど、そんな中で磨きをかけているから皆さん綺麗なのかもしれない、などと想像してみる。

私も負けじとアナトリエで一番高価な春のジャケットを身に纏うも、戻ってきた東京には雪が降っており・・・

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東京はもう少し寒い日が続きそうだ。私は、いつ怠慢から卒業できるのだろうか?
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ウラノ タカコ

TAU co.,ltd.代表
80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

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