Crossroads

交差点的視点から

危険な香り、なし。

アメリカ出張の仕事の合間にセドナに行ってきた殿に対し、腹立たしいまでの嫉妬心がめらめらとする自分に対し、腹が立つ。

ホピ族の居留地であり、世界有数のパワースポットとして有名なセドナに数年前から行きたいと思っていたのだが、殿に先を越された感があり悔しい思いをしていた大人気ない私であるが、憎たらしい表情と言い回しで腹立たしさを煽る殿の期待どおりに腹立たしさを表現してあげる、大人の私でもある。

その旅のエアチケットをアレンジしたのがTさんで、「セドナ話、聞かせてください。」、ということで、三人でライステラスに集まった。

T氏:「それで、やっぱり、人生観とか変わりましたか?」

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質問が直球すぎて、腰砕けである。

殿:「6月にまた出張でアメリカに行くってことは、オレ、セドナに呼ばれてるんすよね~。」、とあごを突き出して話す表情にムカつく私。

私:「へ、それなら私は、シャスタに行くわ。セドナとはまた違ってそこはヒーリングスポットだから、今の私にはそっちの方が必要なのよ。」

殿:「あ、オレ、そこにも行きますよ。シャズナだっけ?」

私:「それ、すみれセプテンバーラブじゃない。」

返す返すも腹立たしい。

私:「Tちゃん、サンフランシスコに住んでたんだったら、案内してよ。そいでもって、一緒にシャスタ行こう。」

殿:「じゃ、早めに来てくださいよ。ロングビーチからサンフランシスコに入りますから。」

私:「じゃ、やっぱ、L.A.に行くことにするわ。ウエスト・ハリウッドが今おもしろいらしいから、見ておかなくちゃ。」

殿:「ほら、すぐ、一人でどっか行こうとする。ホント、負けず嫌いだよね~。」

とかなんとか言っては話が尽きず、三人でアメリカ珍道中が実現しそうな気配だ。

男性陣二人は共に妻子持ちであるが、私が一緒で問題ないのだろうか?

問題がない、というのも嬉しいような微妙に腹立たしくもあり。

憩いの場

先週の土曜日、眺めのいいわが家を自慢する会が開催されスタッフに「料理持ち込み可」で集まってもらった。

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キョーコの息子を高価なエッグチェアに座らせたり

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パーティー用ウィッグを被せてみたり

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高級ベッドで寝かしつけたり

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生後3ヶ月のうちからリーダーとしての英才教育をした。

はずだった。

が、教育されたのは、キョーコの夫だった。

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ビデオカメラを買うのに迷いに迷って2ヶ月、今日ウチに来ることを理由にやっと決断したって意味不明である。

迷うものは買わない、欲しいと思ったら即座に購入、比較検討しない、が鉄則のワタクシ。

引越しの際に、大量の洋服、靴を友人らに放出したにもかかわらず、それでもなお着ない履かないアイテムたちをスタッフに大放出する様を見て、

「あ~、こうじゃないといけないんですね。啓発本にも書いてありました。出さないと入らない。こういうことなんですね~。はあ~。」

「困るんですよぅ。ウラノさんったらいつもこうだから、びっくりするんですよぅ。」

とは、長年経理をやっていただいていたTさん。

「でもね、ご主人はこのくらい堅実で節約家のほうがいいです。わたしなんか、主人に内緒でどれだけ株で損したことか。主人が堅実だから遊べるんですよ。うふふふ。」

夫:「ウチにもエッグチェアのレザー張り、欲しいんですよねぇ。」

妻:「イスはもういらない!庭が先!」

私:「あ、なんだったら、エッグチェアの代理店、紹介するよ。」

と、なんだかんだと二人が羨ましい、ウラノだった。

また結婚したくなった。

だが、世は、不況だ。それゆえの婚活ブームか?

焦るな、女たちよ!

なんだか危険な香りがするぞ。

と、自分に言い聞かせているのです。

新しい朝

キョーコの子を抱くのは二度目だが、どうも危なっかしい。

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私たちも、きっとこうやって、見知らぬおじさんやおばさんに抱かれて大きくなったんだろうね。

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存在自体が愛される、という経験をみんなしてきたってことを、大人になるとなんで忘れてしまうんだろう。

愛されるために生まれてきたってことなんだ、きっとね。

赤ちゃんの匂いで癒されたせいか、帰ってきてからソファで寝てしまってた。

赤ちゃんが放つエネルギーが眠りを誘うと、誰かが言ってたっけ。

赤ちゃんのオーラは黄金色にピカピカ光ってるって、聞いたことがある。

画像見てるだけでも・・・眠くなってきたし・・・

いくつの頃から、ピカピカのオーラは消えていくんだろう。

神田へ

「ウラノちゃんを連れて行きたいところがあるから、出て来ない?」

「どこですか?」

「神田神保町」

「は?どこっすか?」

「あなたねぇ、渋谷区だけが東京じゃないんだからさぁ。」

と、下町出身の団塊世代F氏はおっしゃるが、結局は表参道まで来てもらい、私が運転する車で神田神保町を目指した。

「うわぉうわぉ、靖国越えしたの何年ぶりだろー?すごーいすごーい、このあたりに来たのって、学生の時以来ですよー。うわー、なっつかしーなー。この辺に画材屋さんがあって・・・そうそう、レモン!ひぇー、しっぶい洋食屋さん!しっぶい居酒屋!しっぶ!」

リアクション女王である。

助手席にはオジサマが嬉しそうにちょこんとお座りで、まるで(若い!)愛人運転するの図、だ。

「この先に老舗そば屋があるから、このあたりに車停めて、まずは腹ごしらえしましょう。」、だが・・・

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神田まつや
神田須田町1-13
tel:03-3251-1556

外には何人も並んでらして、ここはスルーするも、この風情に完全なるハイテンションの私に並ぶ人々の冷たい視線。もちろん、気にせず目指すは別のそば屋へ。

途中発見した昭和の風情たっぷりの洋菓子店。好きだな、この感じ。

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オジサマ、「あそこだよ。」、の視線の先には・・・

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これは当然盛り上がらないわけがなく、

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さらに期待に胸は膨らみ、

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絵になる後姿で、

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大人の声は静かでなごみ、

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一気に食べきれば、「さすがウラノちゃん、わかってらっしゃる。」、とお褒めの言葉で有頂天になる。

神田やぶそば
神田淡路町2-10
tel:03-3251-0287

歩いて近くの、JAZZ BARへ。「ここに連れてきたかったんだよ。」

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BIGBOY
神田神保町1-11
tel:03-3233-4343

ジャズバー・・・かつて学生時代に、わかりもしないジャズを年上のボーイフレンドに連れられてよく行ったものだ。あの頃と違って、シンプルで清潔なまるでカフェのようなバーだ。
音が、ものすごーく、いい!
この年にもなると、ジャズってクールだな、となんとなく感じるもの。

「このバーの唯一の欠点は、ジャズのことしか語らない人が多いってこと。」

昔も今も変わらない。

そして、最後に、近くの神保町シアターへ。

「吉本のお笑いのライブには若い子が大勢で、シネマにはおじさんばっかり。入り口が一緒だから、なんだかおもしろくてね。ウラノちゃん、昭和の原風景は劇場で観てくださいよ。」

神保町シアター
神田神保町1-23
tel:03-5281-5132

さっきまで仕事していた青山から、車で30分で、平成から昭和にタイムスリップしたような感覚に陥った。

年下好きだったけど、草食系男子より草食系オジサマの方が、刺激を受けるし知的好奇心をくすぐられる。切り上げの時間が早いってのも、ポイントが高い。もちろん、ご馳走になってしまった。ああ、年上好きだったら・・・

もう少しだけ待ってみよう。

肉食系男子、カモーン!

部屋は生きている

先週の土曜のお昼時、換気扇内調査にお越しいただいた。

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マンションの外から換気用ダクトに侵入するのは何者なのか?内視鏡を入れる瞬間がやってきた。

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本当に胃に入れるのと変わらないではないか!キャーキャー言いながらモニターを恐る恐る見てみると・・・

何もいなかった。

が、巣作り中なのか巣立った後なのか、木の枝のようなものがいくつか残っていた。

外壁には侵入を防ぐための網がなく、今後それを取り付けてもらうことにした。

が、最上階ゆえ屋上からゴンドラで作業するとおっしゃる。

すなわち、お金がかかる。

何ゆえ、わが家だけ?

とほほ、な気分ではあるが、毎年こんな思いをするのはあまりにも切な過ぎるので、泣く泣く了承し、無理くりモチベーションを上げて仕事に精を出すことにした。

午後の友人とのアポに遅れそうになり、泣く泣く自宅を出る。

パリからやってきた友人を引き合わせようとしていたのだが、待ち人、現れず。

待ちぼうけを食らってしまったが、ここは切り替え上手な国際人の私たち、友人H氏と代官山のフローリストへ、私の引っ越し祝いを選びに行く。

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見た目も日本人離れした私たちだったが、私たち以上に目立つ犬のタローであった。

翌日届いたジャスミンは、

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リビングにいい香りを放っており、

ジャスミンティーは眠り誘うくすり私らしく一日を終えたいこんな夜・・・を歌ってみる。

部屋がどんどん居心地良くなってきた。

部屋の神様が、「いて、よし!」、と合格のサインをくださったようだ。

友よ、ありがとう。

神様、ありがとうございます。
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