Crossroads

交差点的視点から

ファッションを楽しむことは、人生を楽しむこと

Vivienne Westwoodの日本初となるメンズファッションショーが、後楽園ホールで開催された。

なぜ、後楽園ホール?と思っていたら。。。

ロンドンのイーストエンドの若者に昔から人気のあるボクシングからインスパイアされて作られた今回のコレクションに、最も相応しい場所として後楽園ホールを選択したとのこと。

さらに、英国では、1930年と40年代には、社会的に恵まれない背景を持つ若者たちに貧しい現実から抜け出すチャンスを与えたボクシング。

今回のショーでは、そんなタフで誇り高き若者たちにスポットを当てた、と。

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小比類巻太信選手、佐藤嘉洋選手、城戸康裕選手がモデルとして登場し、スパーリングも披露してくれた。

いや~、カッコよかった!

それにしてもフィナーレに登場したヴィヴィアンのカッコよさは、60代後半にはとても見えない輝きがあった。

ファッションは、それを身に纏うその人自身の表れなんだと、本当に心底そう思いました。

「いつまでも着飾る心を忘れずに、個性的な装いで、人生を楽しんで下さい!」

本当に心底そう思っています。

ファッションが好きだから、人とは違う個性的な装いが好きだから、人生を楽しみたいから、この仕事をスタートさせたはずだった。

最近の価格競争にばかり気を取られて、本当にファッションが好きだった純真を遠ざけていたかもしれない。

今日のショーで、私の中に眠っていた純真が起き上がった。

明日は5時起き。早く寝よ。

不思議体験

タランティーノ監督作品「イングロリアス・バスターズ」を観た。

ヒトラー総統やゲッペルス宣伝大臣がリアルに似ていて驚いたが、そこまでやる?やっていいの?と人事ながら心配になったりして。。。

外国人の方が多く、話す言語でその人たちはドイツ人とわかったが、どんな気持ちで観ていたのかインタビューしたくもあった。

もし、戦時中の日本がタランティーノによって、タランティーノ的残酷でコミカルに描かれていたら、日本人は笑って観ていられただろうか?

大笑いしているのは外国の人たちだけで、こんなブラックジョーク満載の映画は、やはり日本人には理解できないのかもしれないな、と感じたり。。。それでも「ウッソー!」、と大きな声で笑った私は規格外の日本人ということなのか。いや、日本のことじゃなくてよかったと安堵の笑いだったのかもしれない。

「ウラノさん、19日、高松に行きませんか?」

行く予定だった人が急に行けなくなったから、是非一緒に行ってほしい、と二日前になって連絡が入った。

急なスケジュール調整はかなり難しいかと思っていたが、意外なことにすんなり調整できさっさとチケットを予約している私がいた。むしろ、行かなくては!と強い信念にも似た感情が沸いてきたのが自分でも不思議だった。

実際、高松のどこに、何のために、誰に会いに行くのか、聞いてはいなかった。

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着いたそこは小さな神社だった。

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お経が響き渡る中、護摩を焚いていただいていると、

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吹きさらしで冷えきった身体なのにもかかわらず指先から熱を発しているかのような感じがし、肩の痛みがなくなって、寝不足のぼんやりした目がかっと大きく開いた(ような気がした)。

隣に座った(いわゆるあれが)見える彼女は、「いっぱい、大勢、登っていきましたね。」

曇り空が急に明るくなり、

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その人に、「今日ここに来れて強運ですね。」と言われた言葉が身に沁みた。

今の世に、日本人として、女の姿で生まれたことに何か意味を探すのはやめて、ただここに在ることを、ここに居ることを受け入れることが自分を愛するということなのかな、とふいに理解した。

ゲッペルスの存在を知り宣伝に興味を持ち始めたあの頃は、もう遠い昔になった。

こんなときに限って

クリスマスがやってくるまで、全力疾走しなければならぬ。

外は冬のにおいが漂い始め、ゴホゴホ咳をする人、高熱でダウンする人も多い。

そんな中、来春夏の撮影ロケハンに。

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寒い。ただ、寒い。

これを、クリスマスまで何本こなさなくてはならないのか。考え出したら悪くもない体調までなんだか悪くなってきているような気がしてくるから不思議だ。

忙しければ忙しいほど、人に会いたくなる。

ヒートアップした脳内をクールダウンさせるためには、仕事以外のなんてことのない「あーだこーだ」を酔っぱらい相手に話して大笑いするというのが、明日へ繋がる唯一の方法かも、と思う。特に、おひとりさま、には。。。

久しぶりに集まるメンツと久方ぶりにライステラスへ行った。

ライステラスは初めてという彼らはビールをがぶがぶ飲み、美味しいタイフードにいちいち感動の雄たけびを上げ、「こんな美味いもん、福島にはない!」、とH君が叫んだ。うるさかった。

私:「で、福島のどこなの?」

H君:「会津若松です。」

私:「ちょっとぉ~、エノちゃん、同郷の人がいるよ~。」

H君:「えっ、マジっすか。どの辺すか?小学校は?」

エノちゃん:「謹教小学校。」

H君:「えええっ、同じっす。中学は?」

エノちゃん:「第三中学。」

H君:「えええ?ウソ!同じですよ!高校は?」

エノちゃん:「若松商業。」

H君:「ええええーっ!!!まったく同じですよっ!!!人生で一番びっくりしてるんすけど。」

エノちゃん:「いや~、オレも初めてだよ。びっくりだよねぇ。」

H君:「すげーすげー、ヤバイっす。これで僕の運、すべて使い果たしたような気がするんすけどぉ。」

私:「ちょっとぉ、私だって、いくら人間交差点役が得意ったところで、こんなこと初めてよ。私の運もこれまでってことぉ?」

全員、立ちっぱなしで・・・興奮するにもほどがある。

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ちなみに、彼らの年の差は、20です。すごい偶然もあるもんですね。

連日の撮影打ち合わせ、合間に企画書作成のための妄想、撮影をこなし、また妄想、展示会に出向き、なぜか個人オーダー、そして妄想、ランチを取る暇なく打ち合わせは続き、急な呼び立てに、「喜んで~」、の声も嗄れ気味。

「ちょっと、しーめー行く?」

同じく寝る暇もないくらい忙しいはずの友からお呼びがかかれば、

「断る理由はございません。」

「ちょっと、オケる?」

「こ、断る理由が、み、見つかりません。」

明日もはよから会議だよぉ、と一瞬頭をよぎったが、手にした漢方薬「麦門冬湯」を飲めば、嗄れた声もなぜか通りもよろしくて。

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夜が明けない空はない。を信じて、朝も昼も夜も、笑いながら頑張るのみなのだ。

40周年!

11月11日、夕刻には雨も止んだ。

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国際フォーラムへ、由紀さおり40周年記念ソロコンサートに行く。

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女優高泉淳子さんの構成・演出により、由紀さおりさんの幼い頃から今日までの歌ってきた歩みをドラマ仕立てに、そして、デビューから40年を機にまた歌謡曲を歌うという、由紀さんの意思表明ともいえるステージを観た。

「生きることは愛すること」

「愛することは歌うこと」

エディット・ピアフの映画に寄せるコメントとして由紀さん自身が贈った言葉だ。

この言葉をコンサートの柱にして、最後に歌ってくださった曲は、「愛の賛歌」だった。

1969年「夜明けのスキャット」でデビューして40年。

ずっと第一線でご活躍なさっており、変わらぬ声の透明感とオートクチュールを見事に着こなす女性力、舞台演出の素晴らしさ、軽妙なトーク・・・私たち世代は幼少の頃、こんな大人の曲を聞いて、本物のラグジュアリーを見て育ったのです。



おそらくこの紅白歌合戦は、家族と見ていたと思う。

母の命日から8年。今日のコンサートは、「母と娘」が主題だった。

そばで、「いきて」いれば69歳の母が一緒に聞いていたように感じた。

目まぐるしいからこそ

さっさと日常から離れることが、自分らしさを取り戻す私なりの効果的な方法であり、それには大声を出すことがストレスリリーフに最適だと経験値として体に沁み込んでいる。

日常の世界で大声を出すことなど滅多にないし、むしろ大声を出す人は大の苦手である。

けれど、たまに行くカラオケで声がかすれるほど歌うとき、絶叫マシーンに乗った時に雄たけびを発するとき、すがすがしい気持ちになるのは体内に溜め込んだモヤモヤを発散しているからだと思う。

日常の生活の中でも、まったく意味のない言葉を脈略関係なく発しているだけでも、ずいぶん気持ちが楽になると、ある心理学者から聞いたことがあるから、声を出すことはウツ防止にもなると思っている。

昔、車の中で夫婦喧嘩をしたことがあって、どちらの方が大声を出せるか競争してみた。

「ウォーーーーーー!」

二人ともおかしくなって、大笑いで仲直りしたことも、あった。過去の話だ。失礼。

なんだか、しょうもないことをだらだら書いているが、実はこれもストレス解放になっているのは、私にとって大変喜ばしいことだ。読まされている方は、はなはだ迷惑な話だが・・・それを重々承知の上で、だらだら書いているとライティングハイになってくるような気が・・・しないね。失礼。

で、結局、会議を短くさっさと切り上げ、ここに雄たけびを上げにやってきた。

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アリーナ席で正面のテレビカメラを意識しすぎて、いつもの雄たけびは上げられず。

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自宅に戻って、しっかりテレビ放映を見た。

部屋でのひとり雄たけびはなんだかもの悲しく、ポリポリ頭を掻いた。
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