なぜ、後楽園ホール?と思っていたら。。。
ロンドンのイーストエンドの若者に昔から人気のあるボクシングからインスパイアされて作られた今回のコレクションに、最も相応しい場所として後楽園ホールを選択したとのこと。
さらに、英国では、1930年と40年代には、社会的に恵まれない背景を持つ若者たちに貧しい現実から抜け出すチャンスを与えたボクシング。
今回のショーでは、そんなタフで誇り高き若者たちにスポットを当てた、と。
小比類巻太信選手、佐藤嘉洋選手、城戸康裕選手がモデルとして登場し、スパーリングも披露してくれた。
いや~、カッコよかった!
それにしてもフィナーレに登場したヴィヴィアンのカッコよさは、60代後半にはとても見えない輝きがあった。
ファッションは、それを身に纏うその人自身の表れなんだと、本当に心底そう思いました。
「いつまでも着飾る心を忘れずに、個性的な装いで、人生を楽しんで下さい!」
本当に心底そう思っています。
ファッションが好きだから、人とは違う個性的な装いが好きだから、人生を楽しみたいから、この仕事をスタートさせたはずだった。
最近の価格競争にばかり気を取られて、本当にファッションが好きだった純真を遠ざけていたかもしれない。
今日のショーで、私の中に眠っていた純真が起き上がった。
明日は5時起き。早く寝よ。