私には一芸に秀でるものが何もない。
来年で会社設立20年を迎えるのだが、よくぞここまで続けて来れたものだと我ながら感心する。
一芸に秀でるものがない私だが、前述したように、本質を見抜く目には少しばかり自信があって、さらに、ヒト(モノ)とヒト(モノ)を結びつけて新たなシーンを構築していく過程が楽しくてしょうがないことだけは知っている。
だが、この先もいままでと同じように、楽しさの追求をしながら会社を続けていけるかというと、そこはヒジョーに懐疑的にならざるを得ない現実が目の前に横たわっている。
だから、今までの行動パターンである、大きく網張って取れた獲物をふるいにかけるのはもうやめて、確実に本質的なものだけを仕事(人間関係もしかり)にする誓いを立てたばかりなのだ。
このところ、湘南や房総に移住する人が多く、これは私も呼ばれてるのかな、ってことで、湘南方面あるいは房総方面に思いをはせているのだが、まだビビビのサインはやって来ていない。
明確なビビビが降りてきたとき、私は、速攻行動に移しているに違いなく。
みんなが唖然としているところを想像するのが楽しみでしょうがなく。
結局、楽しさの追求が、この先も生きるモチベーションに他ならずってこと。