素のまんま5分ほど「あま~い」会話が続いていくも、声のトーンが微妙に違う気がしてきてうっすら汗が出始めたところで、「$??ですけど。。。」と言われた、その瞬間、2メートルはジャンプしそのまま正座で着地した。
前後不覚、一生の不覚。
「ウラノさ~ん、オンナだったんだね~!!!」
K社長の大爆笑は一時間続き、私の大汗は一ヶ月続いた。
それ以来、会議の始まりは、
「オハヨー、ウラノさん」
そんなK社長に、何年かぶりにお会いし、食事に誘っていただいた。
そんなK社長だから、連れて行かれたそのお店は、なんでこんな場所になんでこんなイヤラシイ演出満載のすし屋が?なんで個室が?カラオケが?なんでイケメンぞろい?なんでなんで???でバブル期にタイムスリップ!
私が行くクラブではなく、あちらの高級クラブなのであります!
流石でございます。
とはいえ、二人の間で交わされている会話と言うのが、身の毛もよだつシビアな話で、バブル崩壊当時はこんな会話がいたるところで交わされてたんじゃないかと、思いながら・・・
「ウラノさんがおばあさんになって死にそうになったら、僕が、オハヨー、と声をかけてあげる。」
K社長とは一生のつきあいになるのは必至だ。