直接的な売り上げ向上を目的にした販促活動は利潤を生むためになくてはならない活動ではあるが、長期的に見ればブランドイメージをぶれずに発信し続けなくてはブランドの寿命も短くなると言うものだ。
世知辛い世相を反映してか、なかなかイメージ戦略に投資する企業が年々少なくなってきていることを痛感する。
特にこの国は、イメージ戦略を評価する文化がないのは、残念に思えてならない。
ファッションの都、パリでの仕事の時は、とにかくブランドイメージ最重要視して物事が進んでいった。
文化の違いとはいえ、ファッションの持つ力を本能的に感じ取れる女性の意見を重視しないこの国の男性的縦社会が弊害になっているのかもしれない。
前置きが長くなってしまったが、私がプロデュースを始めてからアクアガールは一貫してイメージ戦略と販促活動の両輪を発信し続けている。
そして、イメージ撮影の舞台裏では、
AD 近藤麻由(The VOICE)
PH SHUN+HIDEKI(FEMME)
ST 竹淵智子
HM 石川ヒロコ(mod's hair)
MD Julia.S(Image)
(敬称略)
オールスタッフの皆様、今回も美しすぎる絵が撮れました。感謝感激雨あられでございます。
アクアガールスタッフの皆様はじめ多くの方々の集中と情熱なくしてはブランドイメージは創れない。
ここがプロの現場。
ここからすべてが発信されるのだ。
そして、来年の春夏企画がすでに始まっている。
ファッション業界人の一年は、あまりにも早く過ぎていくのです。