今日の夕刻、表参道のとあるオフィスへ打ち合わせに行った。
少々早く到着したので、一人会議室で待ち人を待っていたときのこと、私の右側窓の外を何やら黒いものがさささーっと走ったのだ。
タイトルでお気づきかと思いますが、ねずみですよ、ねずみ。
こんなにはっきり見てしまったのは、生まれて始めてのことだったので、かなりの衝撃を受けてしまいまして・・・
しかも、腹立たしいほど大きいんですよぅ。
「今、ねずみを見てしまったんですけどお。」
「ええ、飼ってるんですよ。エコでしょ?」
「チャコールグレーで光ってましたよ・・・」
「ええ、さすが表参道でしょ?冬になったら毛がもこもこするんです。かわいいでしょ?」
いいえ、まったく意味がわかりませんね。
ねずみ色がアレなんだと初めて知りました。尻尾も長いし。やはり、小動物は苦手かもしれません。ちっともカワイイ存在とは思えませんよ。大型動物丑年生まれのせいなのでしょうか、わかりません。
けど、お釈迦様の死の知らせを聞きつけた丑さんはねずみさんを背中から下ろして先にご対面させた優しい心の持ち主なんです。
だから、ね、うし、とら、う、たつ、み・・・駆けつけた順なんですよね、十二支は。(仏教系の幼稚園でそう教わったと記憶していますが)
大型動物生まれは小型動物生まれの人と相性はいいようです。
だから、ねずみさんのことを苦手といわず、仲良くしようと思います。
「みんな仲良く」が、私の人生のテーマです。
最近、なんだかギスギスした人間関係が多くて、心までヒリヒリしていました。
さささーっと現れたねずみを見て、ふとそんなことを思った肌寒い夕刻でした。
みんな仲良く、男も女も、ねえ。
なにもここまで仲良くなくてもいいが・・・