ドラマシリーズをDVDで観てきたSATCファンとしては、あの女性たちの友情と恋愛の歴史を、たった二時間に収めるのは少々ムリがあるなとは感じたけれど、裏返せば、うまくツボを押えつつコンパクトにまとめたいい作品だった、とも思う。
それでも、あれはTV画面サイズで部屋のソファにごろんと横になって、「わかる、わかる!」、と声に出して、時には大笑いし時には涙しながら観たいもの。
サマンサ・ジョーンズ。
立場や仕事内容が若干被ることもあって、一番感情移入しやすい役柄のサマンサ。
実際あんなに奔放に生きていたら、今頃とっくに仕事は失っていただろうけど、多くの女性が心の奥底にしまっている憧れの生き方かもしれない。
サマンサが年下のBFに言ったあのセリフが、すんなりと胸に染み入ったりもした。(映画を観ていない人のためにここでは書かない。)
日本じゃアラフォーあたりで女も終了的扱いを受けているが、実際40代は想像以上に厳しいぞ、みんな。
とっとと50歳になって、自分のための人生を奔放に生きたいと思う。
死ぬまで、文字通り、お転婆でいたいと思う。
そのためにも、女同士の本物の友情はマル必です。