Crossroads

交差点的視点から

人間ドックからキューバ

人間ドックは病を未然に防ぐという予防医学の観点から必要だとわかっているけど、やはり気分のよろしいものではないですね。

午前0時前に就寝しきちんと食事をとり適度な運動をしリラックスした精神状態を保って、いない私にしてみりゃ、身体のあら探しをされに行くようなもので。

ましてやマンモグラフィーでおっぱいをぺちゃんこにされてごらんなさいよ、あたしゃ手延べそうめんですか?ってなくらい不愉快にもなります。

毎日何度も手延べなきゃならない看護士さんらも大変だとは思いますが、この場にプライドめいたものを持ち込んだら気分を害すること間違いナシなので、私は船私は船、と言い聞かせていろいろな検査を受けてきました。
(船のドックから人間ドックと呼ばれるようになったから)

風邪がひどく今回の胃と大腸の内視鏡検査は延期されたのですが、またあそこに行くのかと思うと憂鬱ですけど、何もなければそれでよし、何かあっても早期発見、と自分を奮い立たせています。

意外に早く検査が終わったのですが、まっすぐ会社に向かう気になれず、宿題の企画書作りのために本屋さんに立ち寄りました。

あるファッションブランドのPR戦略を考えるために、ファッション誌を片っ端からチェックしていったのですが、どうも今の気持ちにフィットしない、妄想がかき立てられないな、と思ってあたりを見渡したら、「革命楽園」がおいでおいでしています。

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キューバへの旅。

若い頃にあるパンクバンドがチェ・ゲバラのあの顔をシルクスクリーンでプリントしたTシャツを着ていたことで初めて知ったゲバラですが、実際のところその革命にはどんな意義があったのかなどまったく知りませんでした。
チェ・ゲバラが何を成し遂げた人なのか、よくわかっていなかったのです。

この旅雑誌「フォートラベル」には、旅軸で私のような人にもわかりやすく革命について触れています。

たとえば、

「キューバ1000人あたりの乳児死亡率は5・3人と米国より少なく、平均寿命は77.5歳と先進国並み。治療費はタダで、医療水準の高さはWHOが太鼓判を押している。義務教育は中学3年までだが、大学までタダ。国連の中南米諸国の共通学力テストでは、最低点が他国の平均点を上回る高成績。ユネスコはフィンランドと並んで教育モデル国に選んだ。
かつては主食を軽んじ、ソ連向けに砂糖ばかり作っていたから自給率は4割だったが、ソ連崩壊後に有機農業に切り替え首都を耕すことで、誰一人餓死しなかった。国を挙げたエコ農業への転換は近代世界史上類がない・・・・」

「ゲリラとしてゲバラが上陸した半世紀前には100万人が読み書きができず、小学生が半数が学校に通えず、農民でありながら牛乳は10人に1人、卵は100人に2人しか口にできず、寄生虫や伝染病が蔓延し・・・

革命とは、反貧困運動が結んだ産物なのだ。」

と、ある。

ゲバラの壮大な夢とは?

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それでも家族を置いて革命へと突き進むゲバラを、本当のところはよくわからない。

女性の側からすると少しばかりやるせない気持ちになるのだが・・・

男の人の冒険やチャレンジや理想を追い求めて闘うときに、女は足手まといなのか?

ジャンヌ・ダルクに憧れた「リボンの騎士」世代の私にはよくわからない。

「38歳 別れの手紙」を観てみようと思う。

人間ドックからずいぶんと遠く離れたところに着地してしまったがお許しを。

企画書からも遠くなってしまった。

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Comment

| January 30, 2009 04:18
久しぶりです!大代です。NYでまゆと会いました。
覚えててくれてるといいのですが。笑
健康診断ですね!私もいつも帰国の時は
行くのですが今回は年末だったため、病院は
どこもいっぱいで行けませんでした。
胃と大腸の内視鏡検査は全身麻酔じゃないんですか?
私が日本でいつも行くところは全身らしいと
聞いて、行ったら半身麻酔だけだったので
大腸検査の時、台の上でめちゃめちゃ痛くて
殺されるんじゃないかと思いました。
胃の内視鏡検査をこちらで初めてやった時に
麻酔があまりにも気持ちがよくてふらふらと
家に歩いて帰った覚えがあります。。。
| January 30, 2009 23:50
オちゃん
ご無沙汰してます!コメントありがとうございます!
日本では胃や大腸の壁を傷つけないように、本人の痛みの自覚があるよう半身麻酔が主流のようです。
私はいつも泣きながら内視鏡入れてます。
胃から内視鏡が抜かれるときなんか、思いっきりゲップして、ドクターの失笑を買ってます。最悪です。
大腸のときも何が悲しくてあんな格好しなくちゃならないんでしょうか?人生最悪のときです。
健康第一とわかっちゃいるけど、仕事も大事だし、生きるってホント修行だと思う今日この頃ですよ。
ところで、いつ会えるんすか?
| February 02, 2009 10:47
もうこちらに帰ってきてしまったんですが、
この前年末に日本に帰っていました。
今回はまゆともちょっとしか会えませんでした。
彼女は年末ものすごく忙しかったようで。
あとは家族といろいろ旅行していたもので
あまり友達にも会いませんでした。
(流さんとは沢山会えたので
うれしかったんですけどね!)
次回の帰国の時はぜひ会ってくださいね。
おそらく夏ごろになると思います。
| February 03, 2009 01:55
オちゃん
夏にお会いできるのを楽しみにしています。
マユ嬢も流さんもご一緒に。
ご主人も是非。
あ~、N.Y.行きた~い!

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ウラノ タカコ

TAU co.,ltd.代表
80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

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