Crossroads

交差点的視点から

新たな旅立ち

例年通り二月はなんだか気乗りがしない。春がもうすぐそこまで、といったあたりで調子が悪くなるのはなぜなんだろう?五月病ならず二月病なのか?とにかく、二月はいつも寂しい気分になる。

「おくりびと」

アカデミー賞外国語映画賞受賞!

パリ行きの飛行機の中で見て涙したこの映画が受賞したことを知り、寂しい気分が嬉し涙に変わった。

母の納棺の際、その一部始終を目の当たりにしていた私は、その一連の所作にいたく感動していたものだ。

病で苦しんでいるところを他人には絶対に見せたくないと言って、決して知人を見舞いに来させなかった母。
亡くなる直前には、自分で髪を染めていた人だ。
そんな誇り高き母が、納棺師の手によって生前の輝きを取り戻したときに、ようやく母がこの世にいないことを知った。

報道で知ったのだが、滝田監督は私と同郷生まれ。主演の本木さんが映画化を持ちかけるきっかけになった「納棺夫日記」の著者青木新門氏も同郷の人。

富山は仏教にとても篤いお国柄なのだ。

「おくりびと」を、もの悲しくも懐かしい想いで見ていたのは、ふるさとに通じる匂いのようなものを感じていたからかもしれない。

母が他界した2001年、彼女も母親を失った。

私たちにとって2001年は、価値観も死生観もかつてのそれを大きく覆す転換期となった。

広告業界でスタイリストをしていた彼女は、それまでの東京の生活をすべて捨てて、宮古島へと向かった。

そんな彼女から、突然、贈り物が届いた。

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宮古島でべーグル専門店Spoonfulを立ち上げた彼女から届いたその味は、ほんのり塩味がした。

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Comment

sin | February 25, 2009 08:16
こんにちは。
ご無沙汰しております・・。
タカコ様は富山県ですか?
私の母は富山県高岡市で、今も祖父が居住しており、
年に一度は、私が亡き母の変わりに訪れているんですよ・・・。
まさしく「おくりびと」青木氏と同郷です・・・
祖父も母も富山県人らしく、プライドが高いというか・・・・私も似てしまっているかも・・(笑)
車、ハンターダクラス、あと多分、ブログで察するに、行きつけレストランも若干、同じ場所・・・。
共通点多いですね・・・。
私にとっては、憧れのタカコ様です・・・
ちょっと、びっくりしました・・・
私は富山と福岡の子であります・・・。
最近、体調を崩されている時があるようなので、
お仕事、プライベイトと無理せず頑張って下さい。
| February 25, 2009 13:15
ご無沙汰しております。
はい、ワタクシ、富山県高岡市出身です。
恐ろしいまでのご縁ですね(笑)
母が他界してからは、年に一度お盆の時にしか帰省しなくなりました。
老父は弟に預けっぱなしで、その時にしか会いません。なんともそっけない姉です。この性格も両親から受け継いだものです。
明日は福岡出張です。
福岡、大好きです。
仕事があれば引っ越したいくらい(笑)
パワー頂戴しに張り切って行ってきます!
sinさんも、身体に気をつけて頑張ってください。
コメント、ありがとうございました。

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Profile

ウラノ タカコ

TAU co.,ltd.代表
80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

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