誕生日はあっという間にやってくる。
頻繁に会うわけではないが、多くを語らずともこの時間を共有できることが喜びなのだ。
あと何回この時間を持てるのだろうかと考えるとき、この時間がとてもいとおしくもあり、お互い白髪の生えるまでを信じ、健康だけには気をつけて何かあったら支えあおう、と「おひとりさま」道まっしぐらのよき仲間に感謝する。
久しぶりに会う後輩君を半ば強引に誘う。
いちいち注文の多い殿のリクエストは無視し、いつもの鉄板焼「作作」へ。
減量中にもかかわらず、結局一番食べてたのは、あなたでした。
初登場S君のナイスな表情をキャッチ。この横顔キープで、これからも会ってほしい。
WBCの侍たちに恋をした。プロ野球のことはまったくわからないのに、日の丸背負って闘う男たちを見るのが好きだ。
侍たちに夢中で仕事にならなかった今日、尊敬する姉さんが来社。
「離婚する。」、といきなりの60近くにもなっての離婚宣告に、人の人生ってのは計画通りに進まないことを痛感する。そして、力になれることがあったら、「何でも手伝う。」ことを約束する。
姉さんが帰られた後、これまた久しぶりにオフィスを訪ねてくれた友人と食事。その後、わが家へ。
一眼レフはいいよ~、とわが家がにわかスタジオに変わる。
楽しんでくれているから、私も楽しい。
部屋を褒めてくれているから、私は嬉しい。
「おひとりさま」の人生は、素晴らしい仲間たちに支えられている。
この年にもなると、友情の(陳腐な言い方だが)大切さをしみじみ感じる今日この頃である。
「絆」って言葉はいいな、と思えるようになってきた今日この頃でもある。
そんなこんなを侍たちに教えられた一日。