代官山から東横線に乗って渋谷へ、渋谷から湘南新宿ライナーで大宮へ、大宮から東北新幹線に乗って宇都宮へ、そこからバスに揺られ、二時間半で益子に到着した。
益子までどうやって行くのか電車の乗り方もわからない、そもそも何のイベントなのかも聞いてはおらず、友に差し出されたキップを手にひたすら後を追う形でついていった。
渋谷駅がずいぶん変わっていて驚き、湘南新宿ライナーから東北新幹線であっという間に宇都宮に到着して興奮し、宇都宮駅の餃子の像で腹が減り・・・
バスに揺られること一時間で着いた益子焼で有名な益子町が栃木だということを、お恥ずかしながらはじめて知った。
世間知らずで、ごめんねごめんね~。
益子町初めての試み「土祭 ヒジサイ」。
今回テーマに掲げる「土」は、私たち益子町民にとっては、なくてはならない命の糧です。
「窯業」「農業」といった益子の主要産業の源であり、里山の土台であり、生命のゆりかごでもあります。
この益子の原点である「土」をテーマに、「環境首都・ましこを目指して」「健康長寿の里を目指して」「学びの里を目指して」というましこ再生計画の三本柱を掛け合わせ、アートや展示、朝市やカフェ、ワークショップ、セミナーなど、多様なプログラムを企画しました。
原点の「土」に立ち返り、新しい暮らしのあり方を紡ぎだしてゆく・・・。
土の民、益子町民が一体となってつくる「土祭」を、どうぞ楽しんでください。
との、益子町長の「土祭」開催に寄せるコメントを読んだ。
常識だと思っていたことが崩れ、社会のシステムが変わらねばならない今、益子町として何ができるのか、原点に立ち返った取り組みを、この後レポートすることにする。