久々のビルボードライブは、90年代のドライブデートに欠かせなかったSWV
当時の景色や匂いがよみがえってきて、泣きそうになる。
記憶というのは、感情の伴うものしか残らない、と聞いたことがあるが、この歳になってそのことが本当だとようやくわかる。
いつものメンバーを車で送るとき聞いてた音源は70年代AORで、それに反応した年男の友とカラオケに行く。
当時10代の反骨精神旺盛な私たちにとって、AORの、どストレートな愛の歌は妙に気恥ずかしかったものだ。
それを最近になって聞くようになり、歌えるようになり、時の流れは気づかぬうちに私たち自身を気恥ずかしい存在にしてしまうものなのかもしれない。
今年も同世代の寅年男と私たちの赤面青春ソングを歌う。
青春なんて気恥ずかしい言葉を平気で言えるようになってしまった2010年こんにちは。