Crossroads

交差点的視点から

お久しぶりです。

勇気を振り絞ってマイページを開いてみたら、こんないい加減なブログでも訪れる方々がいて大変恐縮しております。

このところの忙しさに加え体調が芳しくなく、ついでに現実逃避願望がふつふつと湧きあがり、負のスパイラルに陥ってしまいそうな心持を必死で食い止めていたのは、能天気なことをつぶやくことだけでした。

いろんな方々のお元気そうなつぶやきに嫉妬したり、励まされたり、アッペンダウンの日々。

今回は、病気というより、ぎっくり腰でまさに動けない状態だったので、普段暴走しがちな体をかろうじて止めることができたというのが本当です。

こうして、上からのメッセージで立ち止まらせてくれるのですから、ある意味私はとても幸運な人間だとも言えます。

それにしても、いい歳してまだどのくらいキャパ(限界)を超えようとしているのか自分でも定かではないのですが、次から次へと無理難題が降りかかるものですね。

ですが、正直言って、このところのストレスは、チームの責任感のようなモチベーションの持ちようにあまりにも温度差がありすぎて、なんだか孤軍奮闘しているむなしさのようなものを自覚したから。

バレー部出身的に言えば、レシーブもトスもアタックも一人でやっているけど、別に評価されない、みたいな。。。むしろ、何ガンバっちゃってんの?みたいな。。。

でも、ここにボールが向かってきたら、レシーブするのが反射神経で、訓練してきたからトスも上げられる、負けず嫌いだから攻撃もする。

何かいけなくて?

そんな風にして、ネガティブな感情を押しのけてきたところです。

私のぎっくり腰は、ネガティブな気持ちが現実化しただけだったのです。

気持ちの整理がついたからなのか、多忙な期間を無事乗り越えられたからなのかはわかりませんが、今じゃ、7月5日のぎっくり腰の痛みはほとんどありません。

人は、あらかじめ必要とされている、愛されている、と思い込まなくちゃ、何もできなくなってしまいます。

だから、目の前の相手に対しても、あらかじめあなたを必要としている、とムリクリにでもそう思って接しています。

ムカっ腹の立つ相手だって、必要な存在。

それを企画に活かさなくてどうする、私。

ということで、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ちゃぶ台ひっくり返しサービス付ディスコ開店計画中なのです(笑)

先日、あるクラブで、女将候補をスカウトしてきました。

こうして、妄想の具現化に、心新たに取り組む所存でございます。

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健全な破壊衝動を発散できる場の提供を。


納富慎介という人

足しげく通う六本木華園のキュウさんから、「ウラノちゃんに見て欲しい絵があるのよ~。」と、お電話を頂戴したのは去年の暮れだった。

年末は慌しくしていたから、だけが理由じゃなく、なぜか行くタイミングを逃していたのだが、殿のインテリアコーディネートに付き合っていた4月30日、本当に、なぜか、急に、華園に行きたくなった。

絵を探している殿と絵を見て欲しいキュウさんを、無意識につなげていたのだろう。

それでも華園が初めての殿に気を遣い、絵のことには触れずにいたのだが、今度行ったときに見せてください、と言ってた手前、絵を見ないで帰るのも失礼かと思い、帰りがけに何気なく、見て欲しい絵ってどなたの作品ですか?と尋ねたところ、今日到着したばかりの絵があるの、見てくれる?

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と、箱から取り出され、イスに立てかけられたその絵を見て、絶句した。

そして、鳥肌がざわざわと立ち、瞬間的に、この作者にすぐに会いたい、と叫んでいた。

いや~、伊豆大島に住んでらっしゃるのよ~、来れるかな?ううん、でも、電話して聞いてみるわね、の言葉が終わらないうちに電話なさるキュウさんは、共に丑年生まれの猪突猛進系な似た者同士のねーさんである。

電話のすぐ横で興奮している私の声が届いたのだろう、連休明けに来てくださることになった。

5月7日、その方は現れた。

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納富 慎介さん (Shinsuke Notomi)
1942年上海生まれの現在68歳の納富さんは、いわゆる日本のおじさん臭がまったくなく、ダンディで品のよい佇まいの素敵な方だった。

聞けば、1962年から渡米され、ニューヨークのArt Student Leagueで学び、その後サンフランシスコのCalifornia College of Arts & Craftsで学士(B.A)と美術修士(M.F.A)を取得。
1972年~1974年 インディアナ州立大学で美術教師となり、その後南米インカ芸術研究のためペルー、ボリビアへと旅立つ。
1975年に帰国し、多岐にわたり活動をなさっている・・・

私の開けっぴろげな態度に心を許してくださったのか、納富さんの過去を話してくださったのだが、その話があまりにもすごくて、ここで書いていいのかどうか迷っていたが、書く。

慶應高校を二度も(ご本人いわく)放校されるほどの不良だった納富少年17歳は、龍馬伝にも出てくるあの岩崎弥太郎直系のご令嬢で、当時家庭持ちの14歳年上の女性と駆け落ちなさったのだった!

日本にいることが許されないからこその渡米であり、入るのが簡単だからという理由で美術大学に入学したと言うのだ。

お亡くなりになった奥様の遺産を使い果たしての、今、なのだった。

財閥のご令嬢と駆け落ちした高校生、それが納富慎介という男だ。

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作品の説明をしてくださるが、もはや、それより納富さんの人生そのものに関心が移ってしまった。

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インディアナ州立大学で教師をなさっていた頃、ピカソの亡くなったその日に、黒いキャンバスをピカソに対するレクイエムとして上空に掲げたことも、納富さんご自身の歴史のほんの一瞬でしかないように思えた。

今、ここに生きている納富さんご自身が、アートなのだった。

私は、この人を、世に知らしめたい!

是非プロデュースさせて欲しい、と伝えたら、優しい笑顔で、よろしくお願いします、とおっしゃる。

僕のことを応援してくれるアートに詳しい女性がいるので、今度紹介しますよ。伊東深水の孫なんですけどね。

ええええ?伊東深水の孫???朝丘雪路が叔母さん???

もう、私は、自分が立っているこの場所が、よくわからなくなっている。

華園のご夫妻も、「お店にはたくさんの人が来てくださるけど、なぜかウラノちゃんにだけは何でも話せるのよね~」、などと、とんでもないことをおっしゃるし、私のオーラは一体どんなことになっているのか、サイキックな力のある人に見てもらいたいほどだ。

私が言えることは、ただひとつ。

アートに、魂が反応している。

魂が、喜んでいる。

そのことだけだ。

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これからどうやって、納富慎介を世に紹介するかの話し合いは、深夜まで続いた。

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ジャズを聴きながら、今だからこそ、本物の、大人の、男の、カッコイイ、いや、半端ないダメ男っぷりを、見て欲しいと思う。

本能のおもむくまま生きる男に、(強い)女は弱いものなのだ。

弱い女って、存在しないのだから。

A lovely day

今日は、書くよ~!

5月4日は、一緒に那須に行った友とカラオケに行こうと約束し、カラオケ前に私のうちで軽くパスタでも、ってことでイタリア在住歴の長い友に作ってもらうことにした。

駒沢に引っ越した殿(別名エディ)も呼んだ。

このブログでまだ披露していないが、駒沢の中古マンションを購入した殿のインテリアコーディネーターは、ここでも姉代わりの私である。

弟というのはなんでこうも姉の真似をしたがるのか、いまだ謎だが、今度友人の心理学者に聞いてみようと思うくらい、ウチのインテリアの真似をする殿である。

ウチと同じL字ソファを入れ、エッグチェアも真似してオーダーし、ウッドブラインドまで同じだ。

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クッションは私からのプレゼントで、家具の色や素材はすべて私が選んでいる。

このテーブルもイケアに一緒に行き、選んだ。イスだって、照明だって、花瓶だって、食器だって・・・どれだけの間柄なんだ、私たちは!

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別段、かわいくもない弟だが、ひとつヒジョーに感心しているのは、自分にはセンスがないことを自覚し、私にすべてをゆだねるところ。

これってなかなかできるものじゃない。

自分ひとりでインテリアショップに行った時は、必ず写メールでどれがいいか確認してくる。

時にウザイが、基本、「報・連・相」ができることにはいたく感心している次第である。

ということで、久しぶりにウチにやって来た殿は、インテリアのヒント探し、あるいは、あら探しをしてはひとり喜んでいる。

友は、せっせとパスタ作り。

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偽装家族の図

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殿んちより一脚多いソファに悔しがる、殿。

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オーダーして作ったコーヒーテーブルを欲しがる、殿。

アンタには10年早いわい。

まったりリラックスしすぎの二人のケツを叩き、カラオケに向かう。

今日のテーマである「偽装家族」のお題のせいか、「home」を二回も歌う友。

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そろそろ本物の家族が欲しくなってきた。

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Hold me now

5月3日は、母の日から一足早く、母の姉が住む茅ヶ崎へ従姉妹と一緒に出向いた。

戸塚あたりで若干渋滞があったものの、前日の那須に比べりゃ茅ヶ崎は、近い。

サザン・オールスターズのおかげで、茅ヶ崎はオシャレな感じがするだろうけど、近くに鎌倉、葉山があっちゃ、なんのことはない、案外素朴なところで、幼少時に行った頃の記憶がよみがえる。

叔母の家も、ずいぶんと小さくなったように見え、なんだか私自身がガリバーにでもなったかのような気分だ。

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私たちのためにと、前日から用意しておいてくれた、田舎風煮ものや青菜の漬物、牡蠣フライ・・・棚に立ててある母の写真を見つけ、泣きそうになるのをぐっとこらえた。

せっかく茅ヶ崎まで来たのだから、鎌倉まで足を伸ばして、どこかで美味しいものを食べようよ、ってことで、鎌倉在住の友の計らいで、長谷観音近くの「0467」へと向かった。

海岸沿いは、想像通りの大渋滞!茅ヶ崎から鎌倉まで、一時間はかかったが、逆に運転手の私はゆっくりと海岸見物できて、かえってありがたかったりもして。

それに、女同士って、ノンストップで会話できる達人だから、渋滞も結構楽しかったりする。

予約の時間より少し早めに到着した「0467」だが、

鎌倉市長谷3-8-17
tel:0467-24-8739


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友のおかげでとても丁寧な対応をしてくださり、私たちもそれに応えるがごとく大食いした。

最初におこぜを食べた人は、勇気がいったろうに。
おこぜの泡盛蒸し

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肉食系の私に、

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あさりとたけのこのごはん

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鎌倉野菜のサラダやひしこのフライ、デザートも完食で、お腹がふくよかになり中年女らしい体になった。

叔母と従姉妹も感激し、手と手を取り合って喜んでいたが、

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叔母の、「気持ち悪い」の一言で、従姉妹、泣く。

従姉妹の愚息は、会社を突然辞めて、世界放浪の旅に出ていると嘆いては、泣く。

私たち親族は、泣き虫なんだ。

もうこの世にはいない母だけど、叔母や従姉妹と会うことで、母も一緒に楽しんでくれているような気がして、これを毎月の恒例とすることを約束した。

帰りは、嘘のように空いてて、第三京浜をすっ飛ばした。



母がいないのを、いまだ受け入れられない気持ちを、受け入れようと思う。

Together again

人は、落ち着くべきところに落ち着くものなのかもしれない。

挙式に向けてこの半年は、新郎新婦ともに大変だったと思う。
もうずいぶん昔のことだが、私も式の一週間前はどこかに逃亡したい衝動にかられたものだ。

それでも、結婚式というのは、お互いを尊敬し愛し続ける宣誓をすることで、人生そのものに対する責任感を芽生えさせてくれる素晴らしい機会だから、こういったけじめある儀式を、私はとても重んじている。

それに加えて、特に新婦にとっては、唯一主演女優賞受賞の機会でもある。

私の秘書として、長く側にいてくれたA子の挙式だ。

ボスというより、姉としての感情が大きく、彼女の晴れ舞台を悔いの残らぬよう、私なりにサポートしてきたつもりだ。

式の進行から、ヘアメーク、音楽、引き出物に至るまで、なんだかんだと普段の仕事並にトータルプロデュースしてしまったのだった。

さらに、一ヶ月で体重を6キロ、落とさせた。

A子が恥をかかないように。私にとっても、それは、同じで。。。

マイアミ出張だった友は、この挙式に間に合うように、ヒースロー経由で成田に到着。速攻自宅に戻り、車で那須入りするという。

万が一のことを考えて、私は新幹線の予約をしてあったのだが、タイミングがいい時というのは、すべてが上手く回るもの。

「自宅、着いたよー!アンタも車乗ってけば?」

え?連休中なんですけど・・・渋滞で遅れるってことにでもなったら、A子に恥をかかせてしまうんじゃ?

え~い、ままよ。乗って行こう!

幸いにしてすぐ近くに住む友の家まで行き、ネクタイを選び、ご祝儀袋にサインさせ、万事OKで出発したのが、5月1日12時半。

那須インターに到着したのが、14時半。

那須二期倶楽部に到着したのが、15時。

式が始まる前に、新郎新婦の控え室に行き、花嫁の姿を見て号泣したのが、15時半。

そして、16時。

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二人の誓いの証人となる。

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天候も環境も大地のエネルギーも森の精霊も、みんなが温かいまなざしで見守り祝福した。

場所を移し、披露宴。

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A子には悪いが、6キロ減量しなけりゃ、後姿はだるまさんだった。

きれいだったよ、A子。

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お人形さんのように、きれいだった。

席を同じくしたある大使ご夫妻にも、こんなに素敵な結婚式は初めてだとお褒めの言葉を頂戴した。

その言葉を聞いて安堵したのか、新郎新婦、そして、ご両親が待つ帰りの列で、大号泣していたのは、私だけだった。

おめでとう、A子。

血のつながりのないあなただけど、こうして出会えたことには何らかの意味があってのことだと思う。

こんなに感情を揺さぶられる人って、そう出会えるものじゃないもの。

前世でも姉妹だったのかもしれないね。きっとそう。

あなたのママが言ってた。今度はあなたの番よ、って。

みんなが嫁いだ今、今度は長女の私が、もう一度嫁ぐ番だね。

ありがとう。

で、偽装夫婦の私たちは、二期倶楽部にその日宿泊した。

長旅の疲れか、友の寝言がうるさく眠れぬ夜を過ごしたのだが、わざわざ妹のために駆けつけてくれた友だもの、そこは感謝の気持ちでいっぱいだったのは、偽らざる気持ちである。

翌朝、桜の花がまだ残る庭で朝食を。

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偽装夫婦、高原を散歩。

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キッス イン ブルー ヘブン もっと遠くへ~

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キッス イン ブルー ヘブン 連れて行ってね~ ダーリン

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帰りは、友が海外出張中の間、預けておいた犬のタローを引き取りに、宇都宮へ寄り、

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一路、東京へ。

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帰りも、まったくといっていいほど渋滞に遭遇せず、すべてが完璧に回る二日間。

ここでも浮かぶ言葉は、「ありがとう」と「愛してる」。

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