Crossroads

交差点的視点から

いつか(SOMEDAY)

時々人の心の中が

信じられない出来事がある

皆 自分だけ逃げてしまおうと

愛を傷つけて通りぬける

SOMEDAY 一人じゃなくなり

SOMEDAY 何かが見つかる

淋しげに夜の街一人きり歩けば

本当の悲しみを知っている人に会う

二度と会えない素直な愛に

さよならをする人などいない

だからいつまでも顔を曇らせ

つらい日を送ることはない

SOMEDAY 一人じゃなくなり

SOMEDAY 何かが見つかる

めまいするほど速い毎日の時の波

押し寄せて流される冷たそうな人の海

だけどいつまでも顔を曇らせ

つらい日を送ることはない

words by 吉田美奈子

music by 山下達郎



大学2年の終わり、金沢大学に通う親友を誘って、金沢の小さなライブハウスに行った。4時間もの演奏の最後に達郎さんが客席に投げたギターピックをキャッチした私は、みっともないほど泣いていた。

隣に座っていたどこかの男子学生らに声をかけられることもないくらい、不細工に。。。

30年前って・・・あたたた・・・

RCサクセションを国立市のホールで、Y.M.Oを新宿ツバキハウスで見たのも30年前。

SOMEDAY 何かが見つかる から、早30年。

何かが見つかったかどうかさえわからない、いまだ一人の節分の夜。

20th Century Girl

中学生の頃の女子というのは、ヒジョーに多感なお年頃でして、レッド・ツェッペリンのようなハード・ロックなある種「オス」を感じさせるものに、ちょっとした拒否反応を示すようになっていました。

そんなときにキャッチーな音がラジオから流れてきて、すんなり心の扉が開いたことを記憶しています。



こうして時代が、音楽が、私をグラムロックからパンクへと導き、大学生の頃にはニューウェーブが台頭し、卒業と同時にファッション業界に身を置くようになったのです。

今現在、2011年秋冬企画進行中です。まだ、2010年が始まったばかりだというのに。

業界人は、今が何年で今自分が何歳なのかを忘れてしまうものなのです。

年齢の数字の自覚に体が反応するらしいので、あまり自分が「年取った~」などと思わないほうが、もしかしたらいいのかもしれません。
逆に言うと、「私は28歳」と言い続けてると、体が勝手にそう反応するかも、と甘い期待を寄せてみたりする今日この頃です。

最近、過去の音ばかり追いかけているのは、その頃の細胞の記憶を、無意識に取り戻したい心の表れなのかもしれません。

だって、あの時私は若かった、から。



今は枯れへの途中ですが、ある種の「オス」が懐かしく、マネキンの足も(当時の)アヴァンギャルドを演出したある種の「頑張り」みたいなものを感じないでもないです。

ツェッペリン号

今度はパーソナルトレーナーS氏が風邪でダウンした。

準備万端用意してあったからひとりでトレーニングを開始することにした。

ところが、景気づけに見たこれがまずかった・・・



中学生の頃に、近所迷惑な大音量でレコードが擦り切れるまで聞いていた、ロックの原点であり神だ。

CDを取り出し、眺めのいい部屋で、窓を開けっ放しにして大音量で聞いている日曜の午後。

とりあえず、ダンベルをマイク代わりにロバート・プラントの真似したり、バランスボールに乗って弾んでみたりしたところで、まるで運動効果なく・・・

何度聞いても途中の変調についていけず、ダンベル片手に神を理解しようなんて、なんというおこがましさかと己を戒め、姿勢を正して聞いている。

ロックは、こうして肉食系を形成する。

さて、明日からの草食系相手の企画はどうしよう。草食系は何を聴いているのか、リサーチしなくちゃ。

音楽は、人間形成に一役買っていると思うから。

THE COLD SONG

あまりの寒さに耳がちぎれそうに痛かったので、

寒い→冷たい→COLD→THE COLD SONG→クラウス・ノミ、と連鎖し先ほどから何度も繰り返し見て聴いている。



「ニューウェーブ」と呼ばれた音楽シーンが台頭してきた80年代初頭、女子大生ブームには乗らずに、美大生やクリエイターの卵たちとばかり遊んでいた。

ファッションと音楽が完全にリンクしていた、いい時代だ。

新しいもの好き、人と違った格好が好きな連中と遊んでいたから、クラウス・ノミってすごい!という情報はすぐに入ってきて、友からカセットテープ(!)を借りて聴いていた。

時はあっという間に過ぎ、ウィキペディアで簡単にこの人のことを調べられている、いい時代だ。

AIDSで死亡した最初の著名人
1983年、39歳の若さで他界
遺灰はニューヨークの街に撒かれた

2005年、関係者などの証言を集めたドキュメンタリー映画「ノミ・ソング(The Nomi Song)」が製作、上映され再び注目を集めた、とある。

今まで思い出すこともなかった「クラウス・ノミ」が、忘れないでと呼んでいるような気がした。

90年代初頭、ビリー・ホリデイそっくりに歌うライブパフォーマンスで来日したジョーイ・アリアスが、クラウス・ノミの最期を看取ったパートナーだったとは・・・知っていれば、ノミの話が聞けたのに。いや、知らなくてよかったのかもしれない。

WEAK POINT

久々のビルボードライブは、90年代のドライブデートに欠かせなかったSWV



当時の景色や匂いがよみがえってきて、泣きそうになる。

記憶というのは、感情の伴うものしか残らない、と聞いたことがあるが、この歳になってそのことが本当だとようやくわかる。

いつものメンバーを車で送るとき聞いてた音源は70年代AORで、それに反応した年男の友とカラオケに行く。

当時10代の反骨精神旺盛な私たちにとって、AORの、どストレートな愛の歌は妙に気恥ずかしかったものだ。

それを最近になって聞くようになり、歌えるようになり、時の流れは気づかぬうちに私たち自身を気恥ずかしい存在にしてしまうものなのかもしれない。



今年も同世代の寅年男と私たちの赤面青春ソングを歌う。

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青春なんて気恥ずかしい言葉を平気で言えるようになってしまった2010年こんにちは。
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